F1ロシアGP フリー走行3回目:ハミルトン首位でメルセデスがワンツー
2020年のF1世界選手権 第10戦 F1ロシアGPのフリー走行3回目が9月26日(土)にソチ・オーロドロームで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録。バルテリ・ボッタスが2番手に続き、メルセデスが予選を前に盤石な走行をみせた。
土曜日のソチも晴れ。気温26.7度、路面温度38.6度のドライコンディションで60分のFP3セッションはスタート。数台がインストレーションラップを完了するも、マシンに乗り込んでいないドライバーもいるなど、いつものように土曜日のフリー走行はゆっくりとしたスタート。
FP3は、主に金曜日に下した判断の最終確認に費やされる。この時点のチームは予選と決勝に向けたマシンの方向性を決めているので、FP3はその方向性や判断が間違っていないことを確かめる時間になる。
15分を過ぎたあたりでメルセデス勢はソフトタイヤ、レッドブル・ホンダ勢はアレクサンダー・アルボンがミディアムタイヤと異なるタイヤでプログラムを開始する。FP3では、決勝のメインになるコンパウンドのタイヤを装着した状態でのセットアップを確認するショートランを数回行ったあと、予選シミュレーションを再度行うパターンが多い。
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーがターン15でスピンを喫するが、幸いにもウォールぎりぎりでストップして、マシンに損傷を負うことはなかった。
折り返しとなる30分の時点でタイムシートのトップに立ったのはバルテリ・ボッタス。ソフトタイヤで10周を走行して1分34秒289をマークしている。2番手には0.017秒差でマックス・フェルスタッペン、3番手には0.210秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)が同じくソフトタイヤで続いている。
残り20分を切って、メルセデス勢が真っ先にソフトタイヤでの予選シミュレーションを開始。ルイス・ハミルトンが1分33秒台に入れる。その後、続々とソフトタイヤでコースインしていく。
F1ロシアGP フリー走行3回目のトップタイムを記録したのはルイス・ハミルトン(メルセデス)。16周を走行して1分33秒279をマーク。前日はまだいろいろと作業が必要だと語っていたハミルトンだが、しっかりと修正してきたようだ。
2番手にはチームメイトのバルテリ・ボッタス。クリーンラップを取れずにラップを断念したことで0.776秒差がついたが、メルセデスが盤石のワンツーでセッションを終了。両ドライバーのタイム差はついているが、予選でメルセデスがフロントローを獲得するのは確実だろう。
3番手にはカルロス・サインツ(マクラーレン)、4番手にはエステバン・オコン(ルノー)とルノーエンジン勢、5番手にはセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)が続いた。
ホンダF1エンジン勢の最上位は6番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2回目のラップを断念したことももあり、11周を走行してトップから1.027秒差という結果となった。初日は様々なバランスを試していたレッドブル・ホンダだが、前日よりはバランスが取れている印象。チームメイトのアレクサンダー・アルボンはトラックリミット超過でタイム抹消となったこともあり、19番手で終えている。
アルファタウリ・ホンダは、ダニール・クビアトが9番手、ピエール・ガスリーが11番手と、予選Q3進出が期待できるポジションにつけた。
F1ロシアGPの予選はこの後21時(現地時間15時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ロシアGP
土曜日のソチも晴れ。気温26.7度、路面温度38.6度のドライコンディションで60分のFP3セッションはスタート。数台がインストレーションラップを完了するも、マシンに乗り込んでいないドライバーもいるなど、いつものように土曜日のフリー走行はゆっくりとしたスタート。
FP3は、主に金曜日に下した判断の最終確認に費やされる。この時点のチームは予選と決勝に向けたマシンの方向性を決めているので、FP3はその方向性や判断が間違っていないことを確かめる時間になる。
15分を過ぎたあたりでメルセデス勢はソフトタイヤ、レッドブル・ホンダ勢はアレクサンダー・アルボンがミディアムタイヤと異なるタイヤでプログラムを開始する。FP3では、決勝のメインになるコンパウンドのタイヤを装着した状態でのセットアップを確認するショートランを数回行ったあと、予選シミュレーションを再度行うパターンが多い。
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーがターン15でスピンを喫するが、幸いにもウォールぎりぎりでストップして、マシンに損傷を負うことはなかった。
折り返しとなる30分の時点でタイムシートのトップに立ったのはバルテリ・ボッタス。ソフトタイヤで10周を走行して1分34秒289をマークしている。2番手には0.017秒差でマックス・フェルスタッペン、3番手には0.210秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)が同じくソフトタイヤで続いている。
残り20分を切って、メルセデス勢が真っ先にソフトタイヤでの予選シミュレーションを開始。ルイス・ハミルトンが1分33秒台に入れる。その後、続々とソフトタイヤでコースインしていく。
F1ロシアGP フリー走行3回目のトップタイムを記録したのはルイス・ハミルトン(メルセデス)。16周を走行して1分33秒279をマーク。前日はまだいろいろと作業が必要だと語っていたハミルトンだが、しっかりと修正してきたようだ。
2番手にはチームメイトのバルテリ・ボッタス。クリーンラップを取れずにラップを断念したことで0.776秒差がついたが、メルセデスが盤石のワンツーでセッションを終了。両ドライバーのタイム差はついているが、予選でメルセデスがフロントローを獲得するのは確実だろう。
3番手にはカルロス・サインツ(マクラーレン)、4番手にはエステバン・オコン(ルノー)とルノーエンジン勢、5番手にはセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)が続いた。
ホンダF1エンジン勢の最上位は6番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2回目のラップを断念したことももあり、11周を走行してトップから1.027秒差という結果となった。初日は様々なバランスを試していたレッドブル・ホンダだが、前日よりはバランスが取れている印象。チームメイトのアレクサンダー・アルボンはトラックリミット超過でタイム抹消となったこともあり、19番手で終えている。
アルファタウリ・ホンダは、ダニール・クビアトが9番手、ピエール・ガスリーが11番手と、予選Q3進出が期待できるポジションにつけた。
F1ロシアGPの予選はこの後21時(現地時間15時)から行われる。
2020年 第10戦 F1ロシアGP フリー走行3回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分33秒279 | 16 | |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分34秒055 | 0.776 | 19 |
3 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン | 1分34秒096 | 0.817 | 17 |
4 | 31 | エステバン・オコン | ルノー | 1分34秒239 | 0.960 | 13 |
5 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 1分34秒252 | 0.973 | 14 |
6 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分34秒306 | 1.027 | 11 |
7 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分34秒594 | 1.315 | 14 |
8 | 18 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1分34秒732 | 1.453 | 13 |
9 | 26 | ダニール・クビアト | アルファタウリ・ホンダ | 1分34秒768 | 1.489 | 14 |
10 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1分34秒787 | 1.508 | 12 |
11 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分34秒792 | 1.513 | 12 |
12 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分34秒806 | 1.527 | 14 |
13 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分34秒979 | 1.700 | 16 |
14 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分35秒257 | 1.978 | 14 |
15 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分35秒292 | 2.013 | 14 |
16 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分35秒451 | 2.172 | 14 |
17 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分35秒590 | 2.311 | 15 |
18 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分35秒599 | 2.320 | 15 |
19 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル・ホンダ | 1分35秒735 | 2.324 | 14 |
20 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分35秒981 | 2.702 | 17 |
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