F1バルセロナテスト 2日目 結果 | ニキータ・マゼピンがトップタイム
2019年のF1バルセロナ インシーズンテストが5月15日(水)に2日目を迎え、メルセデスのテストを担当したニキータ・マゼピンがトップタイムを記録して終了した。
今シーズンの最後のテストチャンスとなるバルセロナテストでは、各F1チームがスペインGPに持ち込んだアップグレードを確認するとともに、次戦モナコGP、そして、残りのシーズに向けた様々なパーツやセットアップを評価している。
トップタイムを記録したのはメルセデスのテストを担当したニキータ・マゼピン。今年F2に参戦し、メルセデスの2017年F1マシンでプライベートテストプログラムを行っているマゼピンは、午前中にスピンを喫して赤旗の原因となったが、この日最多と128周を走破。午後にピレリの最も軟らかいC5タイヤでパフォーマンス走行を実施。残り25分で1分16秒の壁を破り、1分15秒775を記録。初日にレギュラードライバーのバルテリ・ボッタスが同じタイヤで記録したタイムにわずか0.264秒差とポテンシャルを示した。
2番手はトロロッソ・ホンダのアレクサダー・アルボン。最後の30分でC5タイヤでパフォーマンス走行を実施したアレクサンダー・アルボンは1分17秒079をマーク。終了間際にターン10付近でストップして赤旗が提示されセッションはそのまま終了したが、最終的に合計109周を走り込んだ。
3番手タイムを記録したのはフェラーリのテストを担当したアントニオ・フォコ。フェラーリのシミュレータードライバーを務めるフォコは120周を走行し、C5タイヤで1分17秒284をマーク。フェラーリはシャルル・ルクレールがもう一台のマシンでピレリの2020年タイヤの開発プログラムを実施し、4番手タイムを記録している。
5番手タイムはアルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネン。前日にアントニオ・フォコのクラッシュによってプログラムの短縮を強いられたアルファロメオだが、この日は開始時から順調に走行。110周を走り込みシャルル・ルクレールから0.044秒差の1分17秒393をマークした。
6番手タイムはルノーのテストを担当したジャック・エイトケンが記録。75周を走行し、C5タイヤでのパフォーマンス走行で1分17秒621をマーックした。
7番手タイムはハースF1チームのケビン・マグヌッセン。午前中にC3タイヤで最速タイムを記録していたマグヌッセンだが、午後にタイムを更新することはできず、106周を走行して1分18秒101でテストを終えた。
8番手タイムはレーシングポイントのテストを担当したニック・イェロリー。シミュレータードライバーを務めるイェロリーは83周を走行して1分18秒212をマークした。ピレリのタイヤテストを担当したランス・ストロールは12番手タイムを記録した。
9番手タイムはウィリアムズのテストを担当したニコラス・ラティフィ。開発ドライバーを務めるラティフィは午前中にピットレーン出口でストップして赤旗の原因となったが、最終的に88周を走行して1分18秒573をマークした。
9番手タイムはレッドブル・ホンダのテストを担当したダニエル・ティクトゥム。レッドブルのジュニアドライバーで今年日本でスーパーフォーミュラに参戦するティクトゥムは、午前中にターン10でストップして赤旗の原因となったが、79周を走行して1分19秒458をマークした。
マクラーレンはテストドライバーが走行を担当。午前中にオリバー・ターベイが52周を走行し、11番手タイムとなる1分20秒712を記録。午後はセルジオ・セッテ・カマラがテストを引き継いだが、ターン10でマシンをストップして赤旗の原因となるなど19周の走行に留まり、12番手タイムでセッションを終えた。
● C1 / ○ C2 / ● C3 / ● C4 / ○ C5
カテゴリー: F1 / F1レース結果
今シーズンの最後のテストチャンスとなるバルセロナテストでは、各F1チームがスペインGPに持ち込んだアップグレードを確認するとともに、次戦モナコGP、そして、残りのシーズに向けた様々なパーツやセットアップを評価している。
トップタイムを記録したのはメルセデスのテストを担当したニキータ・マゼピン。今年F2に参戦し、メルセデスの2017年F1マシンでプライベートテストプログラムを行っているマゼピンは、午前中にスピンを喫して赤旗の原因となったが、この日最多と128周を走破。午後にピレリの最も軟らかいC5タイヤでパフォーマンス走行を実施。残り25分で1分16秒の壁を破り、1分15秒775を記録。初日にレギュラードライバーのバルテリ・ボッタスが同じタイヤで記録したタイムにわずか0.264秒差とポテンシャルを示した。
2番手はトロロッソ・ホンダのアレクサダー・アルボン。最後の30分でC5タイヤでパフォーマンス走行を実施したアレクサンダー・アルボンは1分17秒079をマーク。終了間際にターン10付近でストップして赤旗が提示されセッションはそのまま終了したが、最終的に合計109周を走り込んだ。
3番手タイムを記録したのはフェラーリのテストを担当したアントニオ・フォコ。フェラーリのシミュレータードライバーを務めるフォコは120周を走行し、C5タイヤで1分17秒284をマーク。フェラーリはシャルル・ルクレールがもう一台のマシンでピレリの2020年タイヤの開発プログラムを実施し、4番手タイムを記録している。
5番手タイムはアルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネン。前日にアントニオ・フォコのクラッシュによってプログラムの短縮を強いられたアルファロメオだが、この日は開始時から順調に走行。110周を走り込みシャルル・ルクレールから0.044秒差の1分17秒393をマークした。
6番手タイムはルノーのテストを担当したジャック・エイトケンが記録。75周を走行し、C5タイヤでのパフォーマンス走行で1分17秒621をマーックした。
7番手タイムはハースF1チームのケビン・マグヌッセン。午前中にC3タイヤで最速タイムを記録していたマグヌッセンだが、午後にタイムを更新することはできず、106周を走行して1分18秒101でテストを終えた。
8番手タイムはレーシングポイントのテストを担当したニック・イェロリー。シミュレータードライバーを務めるイェロリーは83周を走行して1分18秒212をマークした。ピレリのタイヤテストを担当したランス・ストロールは12番手タイムを記録した。
9番手タイムはウィリアムズのテストを担当したニコラス・ラティフィ。開発ドライバーを務めるラティフィは午前中にピットレーン出口でストップして赤旗の原因となったが、最終的に88周を走行して1分18秒573をマークした。
9番手タイムはレッドブル・ホンダのテストを担当したダニエル・ティクトゥム。レッドブルのジュニアドライバーで今年日本でスーパーフォーミュラに参戦するティクトゥムは、午前中にターン10でストップして赤旗の原因となったが、79周を走行して1分19秒458をマークした。
マクラーレンはテストドライバーが走行を担当。午前中にオリバー・ターベイが52周を走行し、11番手タイムとなる1分20秒712を記録。午後はセルジオ・セッテ・カマラがテストを引き継いだが、ターン10でマシンをストップして赤旗の原因となるなど19周の走行に留まり、12番手タイムでセッションを終えた。
2019年 F1バルセロナテスト 2日目 結果/タイム
順位 | ドライバー | チーム | タイム | 周回 |
---|---|---|---|---|
1 | ニキータ・マセピン | メルセデス | 1分15秒775 ○ | 128 |
2 | アレクサンダー・アルボン | トロロッソ・ホンダ | 1分17秒079 (●) | 109 |
3 | アントニオ・フォコ | フェラーリ | 1分17秒284 (●) | 120 |
4 | シャルル・ルクレール | フェラーリ(ピレリ) | 1分17秒349 | 127 |
5 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分17秒393 ○ | 110 |
6 | ジャック・エイトケン | ルノー | 1分17秒621 (●) | 75 |
7 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分18秒101 ● | 106 |
8 | ニック・イェロリー | レーシングポイント | 1分18秒212 ○ | 83 |
9 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分18秒573 ○ | 88 |
10 | ダニエル・ティクトゥム | レッドブル | 1分19秒458 ● | 79 |
11 | オリバー・ターベイ | マクラーレン | 1分20秒712 ● | 52 |
12 | ランス・ストロール | レーシングポイント(ピレリ) | 1分20秒745 | 119 |
12 | セルジオ・セッテ・カマラ | マクラーレン | 1分21秒585 ○ | 19 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果