F1 アブダビ 若手ドライバーテスト
F1若手ドライバーテストが6日(火)、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで初日を迎えた。

アブダビ・テストには、レッドブル、マクラーレン、ザウバー、ロータス、トロ・ロッソ、ケータハムの6チームが参加。

トップタイムを記録したのは、午前中のマクラーレンのテストを担当したケビン・マグヌッセン。2番手でレッドブルのテストに参加したアントニオ・フェリックス・ダ・コスタに0.066秒差となる1分42秒651というタイムをマークした。

マクラーレンは、午後からゲイリー・パフェットがテストを引き継ぎ、3番手タイムを記録した。

4番手にはフォーミュラ・ルノー3.5のチャンピオンでザウバーから参加したロビン・フラインス。フラインスは、ザウバーとの長期契約が噂されている。

5番手にはニコラス・プロスト(ロータス)、6番手にはルイス・ラジア(トロ・ロッソ)が続いた。

ケータハムは、ギド・ヴァン・デル・ガルデがテストを担当。空力開発に専念した。

F1 アブダビ若手ドライバーテスト 初日

順位ドライバーコンストラクターズベストタイム周回
1ケビン・マグヌッセンマクラーレン1分42秒65140
2アントニオ・フェリックス・ダ・コスタレッドブル1分42秒71779
3ゲイリー・パフェットマクラーレン1分43秒40744
4ロビン・フラインスザウバー1分43秒75578
5ニコラス・プロストロータス1分44秒19455
6ルイス・ラジアトロ・ロッソ1分44秒69167
7ギド・ヴァン・デル・ガルデケータハム1分45秒93657


アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ (レッドブル)
「実際のサーキットできとんとしたタイヤを履いて、きとんしたテストでRB8をドライブするのは今回が初めてだった。ワオ!走る前はちょっと心配していたかもれいないけど、ペダルもステアリングホイールもいつもの場所にある。特にステアリングホイールのボタンなど、学ぶことがたくさんあった。全てを完全に快適にかんじられるようになるには1回か2回の走行が必要だったけど、良い一日を過ごせたと思う」

ロビン・フラインス (ザウバー)
「ハードワークだったよ! 最初だけじゃなくて、突然それを感じたんだ。特にブレーキはね。今は本当に疲れたし、もっと体力をつけていななければならないこともわかった。午前中は、マシンやステアリングホイールに慣れるためにインストレーションラップを数周走るところからスタートしたけど、簡単ではなかった。午後はタイヤを理解するのが難しいってことに気づいた。これまでミシュランタイヤしか履いたことがなかったし、ピレリのミディアムとソフトのコンパウンドは1周走っただけでは難しかった。もっと慎重に扱わななければ駄目になってしまうと感じた。学ぶことが多いのは明らかだ。ソフトタイヤを装着して記録した最速ラップではミスを犯してしまったので、あれ以上は出せなかった。チームはずっと素晴らしい仕事をしてくれたし、彼らに感謝したい」

ニコラス・プロスト (ロータス)
「F1マシンは今回が初体験だった。以前、R30をドライブしたことはあるけど、もう2年落ちのマシンだし、タイヤは別のものだったので、今日の経験とはだいぶ違う。もちろん、とても満足しているし、マシンには感銘を受けた。R30から大幅な前進を遂げている。僕としては、まさにテストドライバーの一日という感じだった、いろいろなパーツを試した。作業ではハードタイヤしか履いていないので、ペースは良くは見えないだろうけど、データは分析しているし、キミ(ライコネン)やロマン(グロージャン)のテレメトリーと僕のを比較してもいる。いくつかのコーナーでちょっと逃しているのは確かだけど、それ以外はかなりいい感じだ。初日としては本当にポジティブだった思うし、チームから求められた仕事はできたので本当にいい一日だったと思う」

ルイス・ラジア (トロ・ロッソ)
「今日はトロ・ロッソとの初めての仕事を楽しんだ。トッラクは2010年と2011年に走っているのでよく知っている。午前宙はチームが作業したがっていたテストアイテムがたくさんあったし、午後はもう少しマシンのベースラインを確立させることを考えながら作業した。タイヤ冠しては、ピレリがGP2に供給しているタイヤとかなり似通っているようだったので、比較的わかりやすかった。ステアリングホイールにはたくさんのボタンがあるけど、マシンに乗る前に慣れる時間があったのですぐにコツをつかめた。マシンにトラブルはなかったし、全体的には良い一日だった。たくさんの周回数を走れた」

ギド・ヴァン・デル・ガルデ (ケータハム)
「今日の出来には満足している。主に空力パフォーマンスの作業に取り組み、午前と午後のセッションを通してセンサーやさまざまなメカニカル機材を装着して走った。それらを最大限に引き出すには一貫して走りをしなければならなかった。速さを求めるのではなく、慎重に走らなければならなかった。チームも今日僕がやったことに満足してくれていると思う。相当な周回数を走ったけど体力的には問題ないと感じている。アブダビでのFP1セッションは短縮されてしまったので、トラック上できとんとした時間を走れて良かったし、僕にとって大事なのはチームとの関係を築きあげていくことだ。もう少し微調整すれば、もうちょっと自分のドライビングスタイルに合ったセットアップにできると思うけど、明日もいくつかセットアップオプションを試せるし、パーツや空力プログラムのテストも続けていく予定だ」

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カテゴリー: F1 / F1レース結果