ルノー、アロンソが10位(モナコGP)
ルノーはF1 モナコGPで、フェルナンド・アロンソが10位、ネルソン・ピケJr.はリタイアに終わった。

フェルナンド・アロンソは、スタンダード・ウェットタイヤで7番手からスタート。スタートでニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)をかわし6位に浮上。しかし、その後、ウォールに右リアタイヤを接触。ピットインでエクストリーム・ウェットに交換しプッシュするが、ローズ・ヘアピンでニック・ハイドフェルド(BMW)と接触。フロントウィングを破損し、ピットインで大きく順位を落とす。中盤、どこよりも早くドライタイヤに変更するギャンブルを行うが、健闘虚しく10位でレースを終えた。

一方、17番手からエクストリーム・ウェットでスタートしたピケJr.は、混乱を避け、順位をあげていったが、コンディションがドライになるにつれ、厳しいドライブが続いた。そして、ドライタイヤに変更したあと、1コーナーでコースアウトし接触。レースをリアイアした。

フェルナンド・アロンソ (10位)
「普通のレースであればできると思っていたことを、成し遂げられなかった。路面は常に変化していて、マシンも敏感で、僕自身もいくつかのミスを犯してしまった。その後、戦略を変えようと試みたけれど、思うようにいかず残念だ。僕たちはチャンピョンシップを争っているわけではないから、チャンスを確実に生かし時にはリスクのある選択もできる。けれども今日はうまくいかなかった。次のモントリオールでは、もっとよい結果を出せるように期待している。」

ネルソン・ピケJr. (リタイア)
「厳しい週末となり、とてもがっかりしている。路面コンディションは変化し続ける中、僕たちは路面がまだ湿って油断ならない状態のときに、タイヤをドライタイヤに交換する賭けに出た。その結果コースオフし、マシンにダメージを負ってしまった。けれども、このことで立ち止まったり後悔しても仕方がない。今私がするべきことは、次のカナダグランプリに集中することだ。」

フラビオ・ブリアトーレ
「我々はチャンスを失った。今日は、競争力があっただけに一層残念だ。フェルナンドは積極的なレースを展開した。しかし、コースを一旦離れて戻ったときには、ポイントを獲得するにはほど遠い位置に後退してしまった。ネルソンのレースには失望させられた。しかしモナコが、ドライバーにとって難しい試練となる、他に類を見ないサーキットであることに変わりはない。我々は、次のカナダでのレースに向けて集中していく。」

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム / フェルナンド・アロンソ