ルノー R.S.16
ルノーのテクニカルチーフを務めるボブ・ベルは、バルセロナでのプレシーズンテストを終えて2016年F1マシン『R.S.16』が「嬉しい驚き」だったと述べた。

昨年末にロータスを買収したルノーは、今年ワークスチームとしてF1に復帰し、シャシー部門のエンストンとエンジン部門のヴィリーの従業員たちは、プレシーズンテストに新車を間に合わせるために忙しい日々を送ってきた。

ジョリオン・パーマーはトラブルに見舞われたが、ケビン・マグヌッセンは大きな問題に直面することなくテストを終えており、ボブ・ベルは新車に手応えを感じたようだ。

「実際に非常にいい形になっていると思う」とボブ・ベルはコメント。

「クルマはメルボルンで走らせるものとほぼ同じであり、開発アイテムもそれほど多くなかったため、必要以上のチェックリストはなかった」

「非常に嬉しい驚きだった。もちろん、クルマは全体トップのパフォーマンスやダウンフォース、エンジンパワーに届いていないかもしれないが、実際には非常に順調に走っている」

「バランスがよく、一貫性があり、ドライバビリティも優れている。使い勝手がよい優れたレーシングカーであり、発展させることができる非常にしっかりとしたベースがあることを象徴している」

「バランスとセットアップを追い求めることに多くの時間を費やす必要はなかった。すぐにスピードを得られるという自信を持ってメルボルンに臨める」

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム