レッドブル F1映画で「悪役」として描かれることを「懸念していた」
レッドブルは、新作のF1映画で「悪役」として描かれることを懸念していたと、共同制作者のジェリー・ブラッカイマーが明かした。

近々公開されるF1映画には現実世界のパドックが深く関わっており、最近のメキシコシティグランプリを含むグランプリの週末には撮影が続けられ、主演のブラッド・ピットがファンに手を振る姿が撮影された。

架空のAPXGPに使用されるマシンは、F1のボディワークをF2マシンにボルトで固定したもので、メルセデスが独自の車両を製作した。

この関与により、黒と金のマシンにはメルセデスとAMGのロゴが描かれており、レッドブルを含むライバルチームは、作品の中で自分たちがどのように描かれるかを懸念することになった。

ジェリー・ブラッカイマーは、ニューヨークで開催された2024年の投資家向けイベント「Investor Day」で、退任したリバティメディアのCEO、グレッグ・マフェイと対談し、「興味深いのは、メルセデスと提携して以来、他のチームが『ちょっと待て、この映画はメルセデスに関するものになるだろうし、我々は悪者扱いされるだろう』と言っていたことだ」と語った。

「レッドブルは『我々は悪役になるだろう』と言っていた。彼らが悪役ではないことを納得させるのに3年かかったが、最終的にはすべてのチームが本当に我々を頼りにし、本当に我々を助けてくれるようになった」

レッドブル・レーシング

7月に『F1』という映画のタイトルが明らかになると、反応は様々だった。脚本家からは疎外感を与えるという意見や、良いマーケティング戦略だという意見があった。

この単純なタイトルがなぜ重要なのかという質問に対して、ジェリー・ブラッカイマーは「最高のレース映画は『ル・マン』と『グランプリ』であり、そして今、そこに『F1』が加わるからだ」と答えた。

『F1』の英国での公開日は2025年6月25日だが、ワールドプレミアの開催地に関する詳細は未定であり、ジェリー・ブラッカイマーは「話し合いの余地がある」と冗談を言った。

グレッグ・マッフェイが「アイデアはあると思っていた。分かっていたけど、大丈夫」と言うと、ブルックハイマーは「モナコでドライバーやF1チームに公開し、その後、ニューヨークやロンドン、その他多くの都市でプレミア上映を行うつもりだ」と付け加えた。

「ブラッドは、この映画に本当に力を注いでいる。彼はマスコミの取材を好まないが、この映画での運転や演技の努力を喜んで披露するような世界ツアーを企画しようと思っている」ジェリー・ブラッカイマーは付け加えた。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング