レッドブルF1代表 フェルスタッペンの雨の1周目は「アイルトン・セナを彷彿」
レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、サンパウログランプリでのマックス・フェルスタッペンの最初のラップが、 1993年のドニントンでのアイルトン・セナのラップを思い出させるものだと語った。

マックス・フェルスタッペンは、予選での不運な赤旗によりQ2敗退となり、17位に留まり、エンジン交換により5つ順位を下げた。

しかし、フェルスタッペンはインテルラゴス・サーキットの雨天の中、圧倒的な強さを見せ、後続を突き放して19秒差で6月以来の優勝を果たした。

ホーナーは、先のスプリントレースでのフェルスタッペンの速さが、レッドブルに逆転のペースがあるという勇気を与えたと明かした。

「そうだね、つまり、今日は感情のジェットコースターだった。良いクルマを持っていることはわかっていたからね」とホーナーはブラジルでのレース後にメディアに語った。

「昨日はマシンが速かった。3位でフィニッシュして、VSCで順位を落としたが、スプリントレースでそれに迫ることができたので、ペースが良いことがわかった」

「Q1とQ2で最速だったと思うが、明らかに、物事の展開からすると、我々は非常に不運だった」

「それで、エンジンの件で5グリッド降格のペナルティも受けることにしたので、グリッドの最後から2番目の列、17番手にいることになった」

「だから、すぐに気持ちを切り替えて、これからのレースに集中しないといけない」

マックス・フェルスタッペン アイルトン・セナクリスチャン・ホーナーはブラジルのマックス・フェルスタッペンを1993年のドニントンでのアイルトン・セナと比較した。

ホーナー、セナとフェルスタッペンを比較
フェルスタッペンのトップへの突進は、衝撃的なスタートで始まり、彼はスタートをうまく決めてオープニングラップで6つ順位を上げてポイント圏内に立った。

ホーナーは、フェルスタッペンが最初のコーナーでとった位置を、セナが5位から1位に躍り出た有名な1993年のヨーロッパグランプリに例えた。

「マックスの精神力とそれに対処する姿勢は、ご存知の通り、傑出している」とホーナーは続けた。

「今日の彼のスタートは、衝撃的だったと思う。そして最初のラップは、ターン3の外側を回った93年のドニントンと並ぶものだった。」

「最初のラップで彼は6台ほど追い抜いたと思う。そして、ターン1でブレーキをかなり遅く踏み込んで他の車を追い抜くことができたのは、彼だけだった」

「ルイス(ハミルトン)が相手でも、オスカー・ピアストリが相手でも、そしてもちろんリスタートのエステバン(オコン)が相手だったとしてもね」

「その後、彼はレースをコントロールし、1周に1秒差で楽々と引き離した。かなり憂鬱な日に、彼は今日とても輝いていた」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1ブラジルGP / マックス・フェルスタッペン