レッドブルF1 2人の有望な新人と育成ドライバー契約
レッドブル・レーシングは、スペインのヘレスでのテストイベントの後、レッドブル・ジュニアチームに2人の有望な新人ドライバーと契約した。

レッドブル・ドライバー・サーチは、3日間にわたる選抜とテストで構成されている。13歳から16歳までの11人のレーサーが、F4とGP3のレーシングカーによる公開テストに招待され、ヘルムート・マルコによってパフォーマンスが評価された。

才能あるドライバーたちは英国、アイルランド、フランス、イタリア、オランダ、スウェーデン、レバノン、メキシコから集まり、その中からフィオン・マクラフリンとスコット・リンドブロムが選ばれた。

マクラフリンはアイルランドのデリー出身の16歳のカートレーサーで、来季F4に参戦する。一方、リンドブロムはフォーミュラカーでの初走行で印象的な走りを見せ、レッドブルのカートレーサーとして活動を続けることになった。

「ここで重要なのは、彼らのほとんどがフォーミュラカーを初めて運転することだ」とマルコは語った。

「彼らがどれだけ適応し、どれだけ早く上達し、2日間のテストでどれだけ改善できるか」

我々はグランプリで勝てる才能とスピードの両方を兼ね備えたドライバーを探している。我々は、ドライバーたちがプレッシャーの下でどれだけうまくやれるか、そして予選シミュレーションにどれだけ集中できるかに注目している」

さらに、レッドブルは「スターを買うのではなく、スターを育てる」と述べ、プログラムに参加するドライバーにはシミュレーター、トレーニング、栄養学へのアクセスが提供されると続けた。「F1への完璧な準備だ」

レッドブル・レーシング

マクラフリンはアイルランドのデリー出身で、来季はF4でレースを戦う。レッドブルのセバスチャン・ベッテルがドライビングのインスピレーションの源だというマクラフリンは「レースでの目標はワールドチャンピオンになることだ」と語った。

「決してあきらめない。頂点に立つまで努力を続ける」

リンドブロムは、厳しい転換期について振り返った。「最大の課題は、カートからF4にドライビングスタイルを適応させることだった。なぜなら、F4カーは初めてだったからだ」と語った。

しかし、マルコは「フォーミュラカーは初めてだったが、彼はすぐに競争力のある走りを見せた」と語った。

選手権での成功に加え、レッドブルがこのスポーツに貢献したことで広く知られているのは、優れたドライバーの才能の発掘と育成である。

このプログラムの卒業生には、ベッテル、ダニエル・リカルド、ピエール・ガスリー、アレックス・アルボン、そしてもちろんマックス・フェルスタッペンなどがいる。

現在、レッドブルは現在のドライバー陣に2名を追加し、合計11名となった。注目すべきドライバーには、岩佐歩夢、アルヴィド・リンドブラッド、アイザック・ハジャー、ペペ・マルティ、ティム・トラムニッツなどがいる。

レッドブルは、今後、このプログラムに参加するドライバーの名前を順次発表していく予定である。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング