レッドブルF1代表 「セルジオ・ペレスにとっては2024年は大事な1年」
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ペレスは開幕5戦で2回のポールポジション獲得と2回の優勝という好成績でシーズンをスタートさせ、チームメイトのマックス・フェルスタッペンに序盤からプレッシャーをかけたが、その後メキシコ人の挑戦は衰えた。
実際、モナコからイギリスまで5戦でQ3進出を果たせず、ペレスのポイント獲得は大きく後退し、フェルスタッペンはほぼ順調に3年連続のドライバーズチャンピオンシップ獲得を果たした。
シーズンが進むにつれてペレスは失われていたフォームをいくらか取り戻したものの、最後の7戦では再び1周での弱さが露呈。平均予選順位は8.8位だった一方で、フェルスタッペンは4回のポールポジションを獲得した。
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シーズン最終戦のアブダビGPでSky Sportsのインタビューに応じたホーナーは、ペレスのレース当日の頑張りには満足しているものの、予選パフォーマンスが平均以下で、予選で劣勢に立たされることが多かったと語った。
「ここ数戦、彼は少しリセットされたと思う」とホーナーは語った。「アブダビの)末を通して分析してみると、彼のペースはとても強かった。彼はただ、土曜日を整理しなければならないだけだ」
「レースペースはあり、レーステクニックは素晴らしい。おそらく今年は誰よりも多くクルマをオーバーテイクしてきたが、我々が必要としているのは彼がここ数戦の平均順位である9番手や10番手ではなく、1-4番手からスタートすることだ」
2024年末で契約が切れるフェルスタッペンはペレスよりも290ポイント多く1年を終えており、ライバルたちが冬の間にその差を縮めようとしている中、ホーナーはレッドブルが最近の好調を維持するためには両ドライバーがそれぞれの役割を果たす必要があると認識している。
「彼はまだこの世界選手権で2位を獲得しているし、素晴らしいレースで勝利し、素晴らしいドライブを披露している。しかし、彼は自分の改善点を知っていると思う」とホーナーは付け加えた。
「来年はレースへの取り組み方も少しリセットされると思う」
「彼に自分にとって大事な1年であることは分かっているし、この冬は少し時間をとって、どこを改善すべきかを考えるだろう。私は彼が来年戦いに戻ってくると確信している」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / セルジオ・ペレス