レッドブルF1代表 「ダニエル・リカルドは現状では2024年の構想外」
リカルドは波乱万丈の2シーズンを経て昨年マクラーレンから解雇された後、リザーブドライバーとしてレッドブルに戻ってきた。
リカルドは今週、シルバーストンで行われるピレリのタイヤテストで、レッドブル・レーシングの2023年型F1マシンであるRB19を初めてドライブする機会を得る。
ミルトンキーンズにあるチームのシミュレーターで彼の進歩に感銘を受けたホーナーは、レーシングカーに戻ったリカルドがどのレベルを測ることに興奮している。
「ピレリにとっては重要なテストだが、彼の現状を知る上でも素晴らしいものになるだろう」とホーナーは語った。
「ペースに関しても、精神的にも、肉体的にも、そして、このクルマについてのフィードバックも得ることができる」
「したがって、彼にとってはイギリスGPで優勝したばかりのクルマのハンドルを握る良い機会だと思う」
2018年限りでレッドブルを退団したリカルドは先日、レッドブルでF1グリッドへの復帰を果たせば、自身のF1キャリアに「おとぎ話」のよ。
8度のF1優勝経験を持つダニエル・リカルドのコメントは、過去5戦でQ3進出を果たせなかったセルジオ・ペレスの不振が懸念される中で出された。
しかし、リカルドが来年レッドブルでフェルスタッペンと組む可能性はあるかと尋ねられたホーナーは「それは我々が計画していることではない。それは確かだ」と答えた。
「今年リカルドにチャンスを与えてチーム内にとどまらせ、スポーツ界にとどまらせたのは正しかった。彼がいなくなることは、このスポーツにとって損失だったと思う」
「ここ数年のダニエルとは気づかなかったので、火曜日に彼がある意味でどんな仕事をするのかとても興味がある」
フェルスタッペンがシルバーストーンで6連勝を飾った一方で、ペレスは5月のマイアミ以来、表彰台に上っていない。
チャンピオンシップにおける2人のレッドブル・ドライバーの差は現在99ポイントで、フェルスタッペンはすべてのレースで2位になってもタイトルを獲得できる。
ペレスが将来にまつわるうわさを気にしていないと宣言した後、ホーナーは33歳のペレスをサポートし、彼がすぐに苦境を克服すると信じていると語った。
最近の低迷から抜け出すためにペレスが何をしなければならないか問われたホーナーは「彼は今、それを打破する必要があるだけだ」と語った。
「彼はブダペストでそれを成し遂げるだろう、私は自信を持っている」
「彼のレースを見ればわかる。彼のレースぶり、特にカルロス・サインツに仕掛けたストウへの一撃は見事だった。最後のスティントのペースを見れば、彼はそこにいた」
「常に反撃しなければならないのは彼にとってフラストレーションなので、彼は土曜日の予選をなんとかしなければならないし、チームとして我々はそれをサポートするために全力を尽くすつもりだ」
「あらゆるスポーツと同様、90パーセントは頭の中にある。彼には良い走りが必要なだけだと思う。そうすれば再び勢いを取り戻すだろう」
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