レッドブルF1首脳 「リカルドがペレスの後継者の選択肢となるか見極める」

ペレスはカナダでの予選で3回連続でQ3進出を逃したが、フェラーリがリスクの高いタイヤ戦略に賭けたにもかかわらず、トップ5圏外でフィニッシュすることしかできなかった。
このペレスのミスの多さから、もしマックス・フェルスタッペンのフォームに十分に合わせることができなかった場合、シーズン途中でドライバーを交代する可能性も除外されていない。
レッドブルがこのようなドライバー交代を行ったのは、2019年に成績不振のピエール・ガスリーの代わりにアレックス・アルボンを起用したのが最後であり、ガスリーは姉妹チームのアルファタウリに戻った。

もしペレスの成績が上がらなかった場合、チームはダニエル・リカルドをペレスの代役として起用する可能性もある。
リカルドは、シルバーストンで開催されるイギリスGP後のピレリテストでレッドブルのF1マシンに復帰する。それは2024年からタイヤブランケットを禁止する計画を進めるかどうかを判断する上で重要なテストとなる。
マルコによると、レッドブルはこのテストで「リカルドの実際の立ち位置」を見極め、後継者として有力な選択肢となるかどうかを判断するつもりだという。
「シルバーストンでのタイヤテストではリカルドを3日間クルマに乗せて、その後リカルドが実際の立ち位置を評価することになる」とマルコはORFに説明した。
「彼の当初の目標は2年か3年だったが、いずれにせよそれは彼の計画を超えるだろうし、後継者の選択肢を残しておかなければならない」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / セルジオ・ペレス / ダニエル・リカルド