レッドブルF1、2023年からレーシングギアをプーマからスパルコにスイッチ
レッドブルF1は、2023年からスパルコ(Sparco)がテクニカルレースウェアのサプライヤーとしてレーシングギアを供給することを発表した。

これまでプーマの製品を使用してきたレッドブルF1だが、2023年からはスパルコが、マックス・フェルスタッペン、セルジオ・レス、トラックサイドのチームのクルーに、最高のFIAの安全性を満たすあらゆる種類のレースウェアを提供する。

1977年にトリノで設立されたスパルコの名前は、モータースポーツの安全性とパフォーマンスの代名詞となっている。FIA 8856-2018 規格に準拠した新しいSUPERLEGGERA スーツは、2000年代初頭に FIA 8856-2000 規格に準拠していただけでなく、当時の最も軽量なスーツであり、同等のスーツよりも約 20%軽量となっている。

マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスの新しい SUPERLEGGERA スーツは、X-Light+ シューズ、Arrow Biotech グローブ、Sparco アンダーウェアで補完される。これらはすべて、チームの特徴的なデザインであり、象徴的なオラクル・レッドブル・レーシングのブランディングが施され、業界をリードする軽量化技術によるパフォーマンスの向上を提供する。

レースチームのメンバーは、チームの特定の設計と性能の要件に従って、すべての快適さと安全性の要件を満たすために、Sparco の競技用オーバーオールと Tide Meca グローブから派生した専用の製品ラインを装備する。

レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「ドライバーとレースチームを可能な限り安全に保つことは、常に最優先事項」だとコメント。

「スパルコは、40 年以上にわたってレースウェアの安全性の最前線に立ち続けており、彼らをチームに迎えることができてうれしく思う。 彼らの安全への献身、レースにおける重要な考慮事項であるパフォーマンスと軽さの追求と一致しているという事実は、コラボレーションをさらにエキサイティングなものにする」

スパルコの社長兼 CEO であるアルディーノ・ベラッツィーニは「スパルコは、最高の性能、安全性、品質基準をすべて満たすための継続的な研究開発を特徴とする技術主導型の企業だ」とコメント。

「我々は、このパートナーシップをさらなる挑戦の機会と捉えている。 これが、モータースポーツのさまざまなプレーヤーとすでに開発してきた長期的なコラボレーションとパートナーシップの背後にある理由だ。 オラクル・レッドブル・レーシングは、スパルコがこの道を歩み続け前進するための大きなチャンスになると強く信じており、彼らが来シーズン以降もスパルコを選んでくれたことを光栄に思う」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1スポンサー