レッドブルF1、2022年F1マシン『RB18』のクラッシュテスト不合格を否定
レッドブルF1は、2022年F1マシン『RB18』がFIA(国際自動車連盟)のより厳格な新しいクラッシュテストに失敗したとの報道を否定した。

Motorsport.comのイタリア語版はレッドブルとメルセデスの2022年F1マシンがFIAクラッシュテストに失敗し、両方のチームが新車の準備に打撃を受けていると報じた。

報道では、レッドブル RB18は、正面テストに合格できず、メルセデス W13はサイドテストに不合格だったと伝えた。

だが、今週、メルセデスF1は、W13のシャシーがクラッシュテストに合格しなかったという報道を否定。1月13日にW13がすべてのテストに合格したと公表した。

メルセデスF1の情報筋は「我々がそのようなことについて迷信的でないのは良いことではないか?」と語った。

一方、レッドブルF1は、2022年F1マシン『RB18』の発売日をまだアナウンスしていないが、シャシーのホモロゲーションプロセスに問題はないと主張している。

特派員のビアンカ・ガルロフは「ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンのチームは、プレゼンテーションの日付はまだ保留中だが、メルセデスのようにすべてを明確にしている」とf1-insider.comに語った。

Iltalehtiの記者を務めるヴィンスキー・ヴィルタネンは「イタリアのメディアは、2つのトップチームがクラッシュテストに合格していないと報告した」と付け加えた。

「しかし、明らかにレッドブルのマシンのリリース日の遅れは、チームがスポンサー契約を待っているためだ。クラッシュテストとは何の関係もない」

それにもかかわらず、レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2021年のタイトル獲得に集中したことが、2022年マシンで後退させたのではないかという懸念を抱いていることを認める。

「それは必然的に来年から少し気を散らし、焦点を移した」とクリスチャン・ホーナーはWIONに語った。

したがって、クリスチャン・ホーナーは「マクラーレン、フェラーリ、そして、おそらく他の1~2つのサプライズチーム」が2022年の初めに良さそうに見えるはずだと考えている

「これは30年間で最大のシャシー変更だ」とクリスチャン・ホーナーは語った。

実際、この段階ではクラッシュテストに不合格であっても問題はない。逆にクラッシュテストに苦戦しているとの情報が出てくるということは、両チームともに攻めた設計を採用していることの表れかもしれない。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1マシン