レッドブルF1首脳、シリル・アビテブールのエンジン責任者就任を否定
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、元ルノーF1のチーム代表であるシリル・アビテブールがレッドブルのF1エンジン責任者としてレッドブル・パワートレインズに加入するとの報道を非難した。

噂では、過去に激しい軋轢があったにも関わらず、レッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナー、ヘルムート・マルコ、そして、2022年末にルノーF1を追放されたシリル・アビテブールとの間で話し合いの場がもたれたとされている。

噂によると、44歳のシリル・アビテブールは、レッドブルの新しいF1エンジンプログラムであるレッドブル・テクノロジーズを率いるとされている。

「このようなナンセンスなものがどこから出てきたのか本当に分からない」とヘルムート・マルコはf1-insider.comに語った。

「まったくナンセンスだ。ベン・ホジキンソンが我々のエンジンプロジェクトのリーダーであり続ける。彼ができるだけ早く働き始められることを願っている」

また、ヘルムート・マルコは、2021年にレッドブルF1のアレクサンダー・アルボンによる発言が、2022年のレッドブル・レーシングの競争力に警鐘を鳴らすためのものだったとの報道に反鈍した。

アレクサンダー・アルボンは、実際には終盤までメルセデスF1とのタイトル争いに集中したことが、レッドブルF1の2022年F1マシンの開発に影響することはないと語っていたが、実際に2021年シーズン後半に自分はRB16Bの作業にリソースを集中していたと語っていた。

「アルボンの発言は誤って解釈された」とヘルムート・マルコは主張した。

「私が言えるのは、マックス・フェルスタッペンのタイトルを守りたいということだけであり、そうするのに非常に適した立場にある」

「2021年には2つの異なる開発プログラムが実行されていた。どちらも機能した。誰かが新しいレギュレーションで賢者の石を見つけない限り、メルセデスと我々が今年も優勝候補になることはないと信じる理由はない」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング