レッドブルF1 「メルセデスがウイングを抗議したいならご自由にどうぞ」
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、フレキシブルウイングを問題にしたいのであれば、メルセデスが引き金を引く必要があると語る。

メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、バクーでも使用するならば、レッドブル・ホンダの“ベンディ(曲がる)”リアウイングに抗議すると警告。レッドブルは、対抗措置としてメルセデスのフロントウイングを同じように抗議する用意があると返していた。

「私の側からこの問題をエスカレートさせるつもりはない」とヘルムート・マルコは Sport1 に語った。

「我々は自分たちのマシンとチャンピオンに勝つことにに集中している」

「メルセデスがこのウイングの件で騒ぎ立てたいのであれば、それは彼らの権利だ」

ヘルムート・マルコは、タイヤの使用を最大化することによる大きな影響に比べれば、ウィングは単なる側面の問題に過ぎないと考えている.

「リアウイングのアドバンテージはタイトル争いで決定的なものにはならないだろう」とヘルムート・マルコは語る。

「タイヤ、そして、それらを正しいウィンドウに収めるが決定的となるだろう。ストレートでは、ウイングを異なる方法で調整することでより高いトップスピードを得ることができる」

また、ヘルムート・マルコは、先月イギリスのクランフィールド大学から科学の名誉博士号を授与されたトト・ヴォルフを揶揄した。

トト・ヴォルフは5月に「私はこのほど名誉科学博士になったが、これまで予想外もしなかったことだ。私はウィーンでの学部課程を修了できなかったからね」と語っていた。

法学博士号を持つヘルムート・マルコは「今後はヴォルフ博士と呼ばなければならない」と微笑みを浮かべながら語った。

「私は弁護士だが、彼がどうやって肩書きを手に入れたのかは分からない」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / メルセデスF1