レッドブルF1、ウェルネステック企業Therabodyとリカバリーパートナー契約
レッドブル・レーシング・ホンダは、革新的なウェルネステック企業Therabodyと公式リカバリーパートナー契約を締結したことを発表した。

F1ではスピードがすべてだ。そのスピードには、マシンの純粋なパフォーマンスはもちろん、ピットストップ世界最速記録を誇るレッドブル・レーシングのピットクルーの緊迫したトラックセッションや全23戦の過密なレースカレンダーからのリカバリースピードも含まれている。

2019年シーズンのF1ブラジルGPで、レッドブル・レーシングのピットクルーはマックス・フェルスタッペンのマシンの全4輪をわずか1.82秒で交換し、ピットストップ世界最速記録を更新した。しかし、2020年シーズンに記録された最速ピットストップの上位10回のうち9回を占めた彼らの偉業の裏には、コンマ1秒を削り取ることを目的とした長時間の過酷なトレーニングという代償が存在する。

そこで、チームクルーのより速やかで効率的なリカバリーを促進するために、レッドブル・レーシング・ホンダは革新的なウェルネステック企業Therabodyを公式リカバリーパートナーとして迎え入れた。
Therabodyは、リカバリーを迅速化し、総合的運動パフォーマンスを補助する世界初の携帯型パーカッシブ・セラピーデバイス《Theragun》(セラガン)を考案した企業だ。2016年の正規発売時以降、同企業はTheragunからTherabodyに社名変更しながら、科学研究に基づいたウェルネス関連製品 / コンテンツ / サービスで構成される包括的なエコシステムへと成長していった。

Therabodyのユニークな業界最先端デバイス&ソリューションは、世界中の250を超えるプロスポーツチームとアスリートから信頼を得ているが、今回レッドブル・レーシングとのパートナーシップ締結によって、彼らは世界最速のスポーツにもその力を与えることになる。

2021年シーズン全戦でマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレス、レッドブル・レーシングのチームクルーは、Therabodyの様々なBluetooth対応パーカッシブ・セラピーデバイスを使用してその恩恵を受けることになる。

Therabodyの各種デバイスは、ドライバーやチームクルーがベストコンディションで各セッションに臨むために必要なウォームアップやリカバリーを最適化する助けになるだろう。

クリスチャン・ホーナー(レッドブル・レーシング チームプリンシパル)
「外側からだとF1は肉体的に厳しいスポーツには見えないかもしれない。ガレージで働くメカニックたちは特にそう見えないだろう。しかし、メカニックたちはベストコンディションを得るために懸命な努力をしている。そのような努力がなければ、1.82秒でのピットストップ達成は不可能だ。マイナス面は、高負荷のトレーニングを繰り返すことで筋肉痛を招く場合があるということだ。Therabodyとのパートナーシップは、そのリスクを軽減すると同時に、チームが迅速にリカバリーしてベストパフォーマンスを発揮する助けになるだろう」

ジェイソン・ワースランド博士(Therabody 創業者・チーフウェルネスオフィサー)
「レッドブル・レーシングはそのスピードが世界中に知られており、ドライバーからピットクルーまでのメンバー全員がそのために肉体的・精神的努力をしています。ですので、チームが成功を収めるためには効率的なリカバリーが不可欠です。herabodyはレッドブル・レーシングをサポートし、彼らのリカバリー能力を高め、パフォーマンスを最大化する助けになるプロトコルを開発できることを誇りに思っております」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1スポンサー