レッドブルF1 「ホンダF1は2022年のE10燃料対応までエンジンを開発」
レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ホンダF1との契約内容について説明。ホンダF1は、エンジンを2022年から導入されるE10燃料への最適化まで開発を終えてからレッドブルにF1エンジンを譲渡する。

レッドブルとホンダは2月15日(月)、2022年以降もホンダのF1エンジンをレッドブルが継続して使用する契約に合意したことを発表。レッドブルはミルトンキーンズのファクトリーに新会社『Red Bull Powertrains』を設立し、ホンダのF1エンジンに『レッドブル』のバッチをつける。

クリスチャン・ホーナーは、ホンダが今年レッドブルのために何をしているのか、そして、何が課題なのかについて語った。

「ホンダは我々が必要とする燃料が導入されるエンジンの開発を続けていく」とクリスチャン・ホーナーは語った。

2022年まで延期された新しいF1レギュレーションでは、パワーユニットに使用されるバイオ燃料のエタノール混合率を現在の7.5%から10%に増やしたいわゆる『E10』を使用することが記されている。また、2026年(おそらく2025年に前倒し)に導入される新世代のF1パワーユニットでは100%のバイオ燃料を使用することが計画されている。

レッドブルにとって重要な点は、ホンダが新しいE10燃料の開発に引き続き関与するということだった。

「彼らはとにかく12月31日までエンジンに取り組んでおり、来年の新しいレギュレーションの重要な部分であるE10燃料の開発にもエクソンモービルと協力している。それは2021年の通常の仕事だ。その後、来年のプレシーズンテストのためにエンジンを引き渡し、通常のビジネスとなる」

クリスチャン・ホーナーは、ホンダF1が今年も提供する作業を称賛する。

「彼らが実際には来年にもたらすはずだったアップデートを今年すでに行われている。それはホンダF1からの本当に素晴らしい仕事だ。なので、我々にとって最大の挑戦はE10燃料の最適化と開発だ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1