レッドブルF1首脳、ニキータ・マゼピン起用のハースF1を冷笑
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ニキータ・マゼピンとミック・シューマッハというオールルーキーラインナップ起用を決断したハースF1を冷笑した。

2021年のハースF1チームのドライバーラインナップは良い面と悪い面の両方でシーズン開幕前からかなりの騒動を引き起こしている。

特にニキータ・マゼピンに関しては、ジュニアキャリアの無謀なドライビングや態度だけでなく、Instgramに投稿した動画が炎上。父親がロシアの大富豪であるドミトリー・マエピンであり、チームに多くの資金援助をもたらすことも反感を買っている。

一方、ミック・シューマッハは、F2タイトルを獲得したフェラーリのジュニアドライバーとして堂々とF1デビューを果たすが、フェラーリからの技術協力だけでなく、ミハエル・シューマッハの息子というブランドはチームのマーケティングに大きな貢献をすると考えられている。

レッドブル・ジュニアチームで何年にもわたって若手ドライバーを育ててきたヘルムート・マルコは、ハースF1のラインナップが何らかの論争を巻き起こすかとの質問にネガティブに答えた。

「特に、マゼピンが明確に述べているように、そういった若いドライバーはお互いに分かり合うことはない」とヘルムート・マルコは RTL にコメント。

ニキータ・マゼピンは、ミック・シューマッハを友人とは見なしておらず、シューマッハという姓に臆することはないと語っている。

「したがって、(ギュンター)シュタイナーが彼らを抑制し、彼ら自身の利益だけでなく、チームの利益のために行動させることを期待している」とヘルムート・マルコは続けた。

「彼らは、特に技術分野でチームを前進させる必要があり、それはドライバーがお互いに協力し、お互いに反対しない場合にのみ機能する」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ハースF1チーム