レッドブルF1代表 「マックスのレースは信じられない苛立たしい結末」 / F1サヒールGP 決勝
レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝レースを振り返った。

マックス・フェルスタッペンは3番グリッドからソフトタイヤで好スタートを切ったが、ターン4へ向かうまでにセルジオ・ペレス(レーシングポイント)とバルテリ・ボッタス(メルセデス)に追いつかれ、接触を避けるために早めにブレーキング。

しかし、イン側にいたシャルル・ルクレールはペースを緩めずにペレスにヒットし、回避行動をとったフェルスタッペンはアウト側にコースアウトすると、そのままウォールにヒットしてリタイアとなった。

「マックスのレースは、オープニングラップで彼自身の過失ではなく短縮され、信じられないくらい苛立たしい結末を迎えた」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「彼はターン2でスライドしたバルテリ(ボッタス)を避けなければならず、大きく勢いを落とした。その後、残念ながら、シャルルがブレーキングを誤って判断し、ペレスにヒットした。マックスは回避行動を取らざるを得ず、その後バリアにヒットした。今日、彼はリアルな優勝候補だったので本当に悔やまれる」

ミディアムタイヤで12番グリッドからスタートしたアレクサンサー・アルボンは、ジャック・エイトケン(ウイリアムズ)のクラッシュによるセーフティカーのタイミングでソフトタイヤへの2ストップ戦略へと変更。

レース再開後、1ストップ作戦を採ったドライバーたちがポジションを上げ、またもやDRSトレインが形成されダニエル・リカルドの後方6番手でチェッカーフラッグを受けた。

「アレックスはオープニングラップでの接触から生き延びたが、最初のスティントでペースに苦しんだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「ピットインンしてハードタイヤに交換した後ははるかに快適そうに見えたし、最後のセーフティカーに効果的に使用できていたソフトタイヤに交換するという少しのリスクを冒し、6位に順位を上げた」

「ファンにとっては楽しいレースだったと思うし、F1初勝利を挙げたレーシング・ポイントとセルジオ・ペレスを祝福したい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1