レッドブル・ホンダF1の最速ピットストップを支える“レーザー”技術
レッドブル・ホンダF1の最速ピットストップを支えるのは“レーザー”にあると元マクラーレンのメカニックであるマーク・プリストリーは語る。

レッドブル・ホンダF1は、2019年 F1ブラジルGPの決勝レースで自らが持つF1最速=世界最速のピットストップ記録を更新する“1.82秒”で作業を完了させた。今年のグランプリでも頻繁に最速のピットストップを記録しており、ピットストップ選手権をリードしている。

それは部分的にチームのトレーニングの成果ではあるが、別の秘密があるとマーク・プリストリーは語る。

「彼らは他のみんなと同じルールの中で活動し、他のみんなと同じように練習している。しかし、練習量と方法が違いを生む」とマーク・プリストリーはYouTubeの動画で述べた。

「彼らは、ピックアップするタイムを見つけるためにすべてのものに目を向けている。彼らピットストップ用のキットを自分たちで設計することができる。ホイールガンの形状、動作方法な…すべてが社内で設計されている」

マーク・プリストリーによると、オペレーション全体だけでなく、パーツも社内で設計できるため、違いが生まれると語る。

「チームはより効率的なオプションも探している。これには、ホイールガンがナットをクリックする速さ、ライトシステムの効率などのイノベーションが含まれ、ドライバーも役割を果たしている。彼はいかにうまく正確なスポットに停止している?」

「レッドブルはレーザーを使用しており、彼らがパイオニアだ。彼らが最初だったが、今では他も使っているかもしれないがね。彼らはマシンの上にレーザーをぶらさげ、マシンの隅々まで信号を発射し、レーザーが交差するポイント、つまりホイールガンを配置する必要がある場所を特定している」

「つまり、マシンが到着する前に、ホイールガンは正確に正しい高さにある。細かい部分だが、配置に役立つ。これにより、100分の1秒をセーブでき、そのような細かな違いを生み出している。レッドブルは明らかにそれを完全に進めている。すべてに信頼性があり、高速だ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1