レッドブル・ホンダF1、新コンコルド協定に1番にサイン
レッドブル・ホンダF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1の新しいコンコルド協定に1番にサインしたことを明かした。

先週、F1は全10チームが2021年以降の新しいコンコルド協定に合意したことを発表。つまり、今後5年間は現在F1に参戦する10チームすべてがF1活動を継続することをコミットしたことになる。

コンコルド協定は、F1世界選手権の賞金・分配金などの商業面、およぼF1の統治や運営方法の取り決める契約。現行の協定の有効期限は今シーズン末までとなっていた。

フェラーリ、マクラーレン、ウィリアムズは、新しいコンコルド協定にサインしたことを公にした最初のチームだったが、クリスチャン・ホーナーは、F1のオーナーであるリバティ・メディアとの“細心の注意”を払った交渉を経て、バルセロナでのF1スペインGPの週末中にレッドブル・ホンダが最初に契約にサインしたと語った。

「特にスポーツが直面する世界的な課題を考えば、交渉は長引いたが、いくつかの点では前年度と比べて非常に簡単だった」とクリスチャン・ホーナーは語った。

「過去のバーニー・エクレストンとの交渉は常に楽しいものだったし、常に少し違っていたが、リバティーは交渉に細心の注意を払っていた。実際、我々はバルセロナで最初に署名したチームだった」

「これらのことについては全体的な見方をする必要がある。それが我々が合意したものであり、チェイス・キャリーとリバティーがテーブルに乗せたものだ。それを受け入れるか、それとも辞任するかはチーム次第だった」

「もちろん、特定のポイントで行きつ戻りつはあったし、他のチームよりもいくつかのチームを喜ばせる要素があった。だが、最終的に誰もがスポーツの利益のために最善の方法に同意した」

「これはF1にとって重要な合意であり、詳細は機密情報だが、将来に向けて安定性と継続性を提供するものだ。我々はそれをやり遂げることができて嬉しく思っている」

「リバティは、F1をオープンにし、新しいファンベースから関心を引くという点で、スポーツにとっていくつかの良いことを確実に達成している。それはポジティブにしかなり得ないことだ。現在最も重要な課題は、2022年のレギュレーションを改善してより良いレースを推進することだ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1