F1:「ドライバーを新型コロナに感染させておきたかった」とレッドブル首脳
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1の中断期間に免疫力を高めるためにレッドブルのドライバーを新型コロナウイルスに感染させておきたかったと語る。

新型コロナウイルスの世界的な大流行によって、2020年のF1世界選手権は無期限での延期を余儀なくされている。

レッドブルのドライバー育成プログラムを手掛けるヘルムート・マルコいわく、今年後半に新型コロナウイルスに感染しないためにも、活動のない今の時期が所属ドライバーたちにとってウイルスに感染する完璧なタイミングだと考えていた。

しかし、保健当局のガイドラインに従って、残りのレッドブルの経営陣は、このアイデアに反対した。

「こういうふうに言おう。あまり好評ではなかった」 とヘルムート・マルコは ORF に語った。

「我々には4人のF1ドライバーと8~10人のジュニアがおり、中断期間に精神的および肉体的に埋めるためにキャンプを組織するというアイデアだった」

「彼らは皆、非常に健康的な若くて強い男たちだ。いつスタートしてもいいように準備しておくのにぴったりだ。そして、一度始まってしまえば、おそらく非常に厳しいチャンピオンシップになるだろうから、それにも備えられる」

レッドブルはマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボン、アルファタウリはピエール・ガスリーとダニール・クビアトがドライバーを務めており、ジュニアチームには角田裕毅が所属している。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング