レッドブル 「2021年以降のF1継続の決定に最終期限はない」
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブルが2020年以降もF1にコミットすることを決定するための“最終期限はない”と語る。

現在、2021年の新しいF1レギュレーションが発表され、リバティメディアは次のコンコルド協定の交渉を開始。しかし、2021年の参戦チーム、エンジンサプライヤーについては大きな不確実性が残っている。

メルセデス、ルノー、ホンダにはF1撤退の噂が絶えない。そして、レッドブルでさえ、2021年にサインアップすることを急いではない。

「最終期限はない。そこにプレッシャーはない」とヘルムート・マルコは Kleine Zeitung に語った。

ヘルムート・マルコは、チームオーナーのディートリッヒ・マテシッツの決断は、他のトップチームとは独立して下されると語る。

フェラーリやメルセデスの判断がレッドブルの決断に影響するかと質問されたヘルムート・マルコは「いいや、そ子は問題ではない」と語る。

リバティメディアが掲げる2021年のビジョンには懐疑的な声も多い。

ウィリアムズのロバート・クビサは、予算上限は競争力の平準化に失敗する可能性があると語る。

「お金が役に立つのは事実だ。でも、違いを生み出すのは才能だ。チームがより拮抗することを願っているけど、それについては疑問がある」とロバート・クビサはコメント。

「F2とF3ではクルマは同じだけど、最終的に人々の才能がさらに強力であることを僕たちは目にしている」

元F1の最高責任者であるバーニー・エクレストンは、ドライバーが先行マシンに追従しやすくするために設計された新しいF1マシンが成功することを疑っている。

「レギュレーションは本来の目的を果たしていない。問題は3番手もしくは2番手のドライバーが、1位になるために戦略を求めてそこに居座っていることだ」とバーニー・エクレストンはコメント。

「彼らはレースをする必要はない。ピットウォールの人々の方がドライバーよりもレースをしている」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / トロロッソ