レッドブル 「ホンダF1の進歩は祝福しかない。RB16の開発に良い兆候」
レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、最近のレースでのレッドブル・ホンダのパフォーマンスはレギュレーションが安定している2020年シーズンにむけて良い兆候だと語る。

2020年は今季とほど同じレギュレーションが適用されるため、マシン設計に関して大幅な進化が可能になる。ホンダF1との初年度となったレッドブルは、2勝と1回のポールポジションを獲得しており、苦戦が予想されたメキシコではマックス・フェルスタッペンが予選でトップタイムを記録。オースティンでもポールポジションまで0.067秒差まで迫った。

「メキシコでは非常に競争力なクルマがあったと思う。風が強いオースティンでは1周目のインシデントによってチャンスを逃しはしたが、クルマは好調だったと思う。それは我々の進歩を強調している」とクリスチャン・ホーナーは Racer にコメント。

「風はシーズン序盤に我々に悪影響を与えていたが、我々は週末を通して競争力があった。ターン1で少しロックアップすることがなかったら、おそらくポールを獲得できただろう」。

「一般的に、クルマはすべてのセッションで競争力があったし、競争力のある3位でフィニッシュした。アレックス(アルボン)のリカバリーも、我々の競争力を改めて強調しました。

「鈴鹿は、マックスが早期に脱落したことで、このクルマが実際にどれくらいの能力があるのか​​を知ることができなかった。鈴鹿は(オースティン)に似ていたはずだと思う。似たタイプのサーキットだからね。シンガポールはミスを犯した場所を認識した。もちろん、フェラーリに負けてメルセデスを破ったが、テーブルに少し残っていると感じた」

「このマシンは最近のいくつかのレースで本当に良いパフォーマンスを発揮していると思う。レギュレーションは比較的安定しているので、今年学んだことはすべてRB16に持ち越せると思う」

「我々は常に2019年を移行期と見なしてきたが、うまくいった。ホンダの進歩は祝福することしかできません。もう少し運が良ければ、さらに数回勝つことができていただろう」

「今は、この勢いを来年に持ち込まなければならない。メルセデスはまだ抜きんでているが、フィールドは拮抗していると感じている」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1