レッドブル 「ホンダは2強に匹敵するF1エンジンを開発してくれるはず」
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2020年にむけてホンダが今年の冬にフェラーリとメルセデスに匹敵するF1エンジンを開発してくれると信じていると語る。

ホンダは、今年のF1オーストリアGPで2015年にF1に復帰して以来、初勝利を収めた。ライバルと比較して追加のアップグレードと高いコンポーネントの使用率を含むものの、信頼性を大幅に向上させている。

レッドブルもシーズンを通して空力パッケージを着実に開発しており、最近のレースでは3強チームの直接対決に絡むことができている。

「シャシー側から見れば、今年よりもはるかに良い準備ができると思う」とヘルムート・マルコはコメント。

「そして、ホンダで進行中の開発により、来年は一貫してメルセデスやフェラーリと同じパワーレベルになると信じている」

ヘルムート・マルコは、マッピングの懸念によりホンダの真のポテンシャルが抑えられているが、その問題は2020年には繰り返されないと考えていると付け加えた。

「ホンダは素晴らしい仕事をしていると思う。そして、我々はそれを一歩ずつ進めていかなければならない」とヘルムート・マルコは語る。

「我々は過去に大きな信頼性の問題があり、それが心配されていたこともわかている。だが、今シーズンはエンジンの問題はまったくない」

「彼らは正しいことをしているし、正しい仕事をしていると思う。来年は3位にはならないだろう」

マックス・フェルスタッペンの父親ヨス・フェルスタッペンは、2020年が“失われた1年”になることを避けるために、レッドブルはかなりの変更を加えなければならないだろうと警告している。

2020年は重要な一年になるかと質問されたヘルムート・マルコは「マックスをF1史上最年少チャンピオンにすることができる最後の一年になる」とコメント。

「我々は来年にむけてそれをまとめなければならない。我々はそれを承知している。勝つことが我々のDNAだ。来年フェルスタッペンがタイトルを獲得することは、重要ではなく、マストだ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1