「レッドブル・ホンダが鈴鹿まで0.5秒差を縮めるのは不可能」
マックス・フェルスタッペンの父親であるヨス・フェルスタッペンは、現時点でレッドブル・ホンダはメルセデスとフェラーリに対して0.5秒の遅れをとっていると考えており、それを2週間後のF1日本GPまでに縮めるのは不可能だと考えている。

レッドブル・ホンダは、F1ロシアGPをペナルティによって後方からスタートしたにも関わらず、マックス・フェルスタッペンが4位、アレクサンダー・アルボンが5位と大健闘をみせた。

しかし、前を走るメルセデスとフェラーリと争えるペースを見えることはできなかった。

レッドブル・ホンダは、夏休み前にマックス・フェルスタッペンが2勝を挙げる躍進をみせていたが、夏休み後はフェラーリが急速にペースを上げ、メルセデスも開発を止めているわけではない。

ヨス・フェルスタッペンは「もっと近くにいるはずだったが、それは我々が考えていたよりも難しい。夏休み前の数戦は本当にうまくいっていたが、夏休み後は他チームが進歩する一方で我々は進歩しなかった」と Ziggo Sport にコメント。

「マックスはそれを変えることができなかった。我々はチームを頼っている。クルマは少し遅れをとっているし、エンジンも少し遅れをとっている。来年ワールドタイトルにチャレンジしたければ、この組み合わせにおいてさらに作業が必要だ」

「短期的に改善があるかどうか非常に懸念している。何ができるかチームと話をするつもりだ。我々が手にしているエキップメントに依存しているが、現時点では十分ではない」

「マックスのマフォーマンスを見れば、良いクルマに乗せれば、彼はワールドチャンピオンに挑戦できるだろう。現在、我々はレッドブルと数年間仕事をしているが、まだ来年チワールドチャンピオンに挑戦できるようには見えない」

ヨス・フェルスタッペンは、F1日本GPで結果を出すことは厳しいかもしれないと当たる。

「過去数戦をいれば、日本では0.5秒遅れるだろう。もちろん、我々はそのギャップを縮めるためにあらゆる手を尽くしているが、2週間で0.5秒を縮めることはできない」

「ライバルとのギャップを縮められることを期待していたが、現時点ではそのようには見えない。我々はギャップを縮めるために懸命に仕事をしていかなければならい。そうでなければ、来年も負けるだろう」

マックス・フェルスタッペンもF1日本GPには現実的な見方をしている。

「楽しみにはしているけど、偽りの期待をもたせたくはない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「僕たちは純粋に速さが足りないし、突然、魔法の週末になるとは思っていない。僕たちにはまだやらなければならない仕事がある」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1