F1 レッドブル・ホンダ 「両ドライバーともに良い巻き返しを見せてくれた」
レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1イタリアGPの決勝でいくつかの不運があったにしろ、ダブル入賞を果たせたことにそれなりに満足しているようだ。

スペック4のPUへの交換により、グリッド降格ペナルティーを受けて19番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、オープニングラップの1コーナーでフロントウイングにダメージを負って緊急ピットインを余儀なくされるも8位まで追い上げて4ポイントを獲得。

8番グリッドからレースをスタートしたアレクサンダー・アルボンは、レズモコーナーでカルロス・サインツと6番手をかけた接近戦を繰り広げた。サインツはコーナー出口でアルボンをワイドに追いやったため、アルボンはポジションを9番手に落としてコースへ復帰。その際のショートカットが原因で5秒加算ペナルティーを受けたアルボンだったが、そのあと26周目でピットインをしてから追い上げをみせ、このレースを6位で終えた。

「難しいレースではあったが、両ドライバーともに良い巻き返しを見せてくれた」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「アレックスは1周目にいくつかポジションを失い、取り戻そうと戦っていたが、カルロス・サインツとのバトルでワイドに膨らみ、数台の後ろに下がってしまった。彼はポジションを取り返し始めていたが、残念ながら、マグヌッセンへの追い抜きに対して5秒のペナルティを科せられ、それをピットストップで消化しなければならなかった。全体的に6位まで戻ることができたのでアレックスに関しては良いリカバリーだった」

「マックスはエンジンペナルティによって後方からレースをスタートしたが、残念ながら、最初のシケインでフロントウイングにダメージを負った。これにより、オープニングラップでノーズ交換のためにピットインしなればならず、スタッフが10秒未満で作業を完了してくれたが、その1周後にバーチャルセーフティカーが入ったのは不運だった。いったんクリーンエアに出ると、マックスのペースは上位勢と同等だった。トウを得るとレブリミッターに若干の問題があったことでオーバーテイクが非常に難しかったものの、いくつか順位を上げることができた」

「マックスが後方グリッドから余分なピットストップもあったのにも関わらず8位、アレックスが6位で我々はヨーロッパを離れる。今はシンガポールでスタートするシーズン終盤戦を楽しみにしている」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1イタリアGP