F1 レッドブルF1 ピエール・ガスリー
レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1ドイツGPフリー走行2回目のピエール・ガスリーのクラッシュは“苛立たしい事故”だと語った。

フリー走行2回目の終了間際、ピエール・ガスリーは最終コーナーでコントロールを失ってバリアにクラッシュ。10Gの衝撃はガスリーのマシン左側に大きなダメージを与え、サスペンションとホイールを破壊した。

セッション終了後、クリスチャン・ホーナーは、レッドブル・ホンダはダメージを十分に評価しなければならないと Sky Sport F1 に語った。

「まだ序盤だ。我々はシャシーを元通りにして、まずはしっかりと調査する必要があるが、10Gの衝撃を受けている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「皆さんもダメージがあったのはわかったと思うが、幸いなことにギアボックスもエンジンもレース用ではなかった。ただ、セッションのあの時点でマシンを失うのは本当に苛立たしいことだ」

ピエール・ガスリーは、F1イギリスGPで4位フィニッシュとここまでで最も強い週末を終えてホッケンハイムを迎えていた。

しかし、ドイツではまたもマックス・フェルスタッペンのペースに匹敵することに苦しんでおり、クラッシュはあったものの、15番手タイムでセッションを終えている。

「シルバーストンでの良い結果を考えれば、彼がここに望んでいた週末にはなっていない」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「だが、まだフリープラクティスだ。今夜クルマを再構築し、明日にむけてさらに進化させていく。苛立たしい事故だが、仕方のないことだし、もう帰ることはできない。とにかく何とかやっていくしかない」

ピエール・ガスリーは事故について「残念ながらセッション終盤、最終コーナーの出口でマシンのコントロールを失ってしまいバリアに追突してしまった」とコメント。

「金曜日用のPUとギアボックスを使っていたことは幸いだったが、今夜長い時間をかけて修復に取り組んでくれるピットクルーの皆に感謝すると同時に申し訳なく思っている」

「明日はコンディションが大きく変わりそうなので、今日のセッションの中で得られたデータを解析し適応していく必要があると感じている」

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