レッドブル ルノー
レッドブルは、ルノーとの新しいカスタマーエンジン契約に同意する準備ができているようだ。

2015年に関係が破綻していた両社だが、今年に入ってその関係は改善している。タグ・ホイヤーのブランド名を掲げたルノーのパワーユニットが、かなりの役割を果たしている。

ダニエル・リカルドも先日、新たな契約は「おそらく」実現すると語っている。

Auto Motor und Sport によると、現在、両社は金額について話し合っているという。ちなみに今季レッドブルは、ルノーに2,800万ユーロ(約34億4,000万円)を支払っているという。

FIAは、各F1チームが来季にどのような予定を立てているか、近日中に把握したがっているという。新規則では、全チームにパワーユニットが行き渡ることが原則となっている。

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ルノーとの新契約は「99パーセント」確実だと発言。

「ルノーは我々と関係を継続する。彼らのワークスチームにとって我々は良い比較対象だからね」

もっとも、レッドブルに残った選択肢は限られている。今シーズンを迎えるにあたり、メルセデスもフェラーリも2016年仕様のパワーユニットの提供を渋り、ホンダはロン・デニスの縛りでマクラーレンへの独占供給を保証しなければならない。

「ロシアGPからの帰りのフライトでロン(デニス)に念を押されたよ。レッドブルとトロ・ロッソに差し出すエンジンはないとね」とクリスチャン・ホーナーは述べた。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ルノーF1チーム