レッドブル、エンジンペナルティを考慮
序盤戦でルノーのパワーユニットの故障に苦しめたらレッドブルは、13戦を残してダニエル・リカルドとダニーク・クビアトともにすでにシーズンの制限数である4基目のエンジンを投入している。
F1モナコGP週末では、両ドライバーともに故障に見舞われず、ダニール・クビアトが4位、ダニエル・リカルドが5位とレッドブルにとってここまでのシーズンで最高のリザルトを成し遂げた。
昨年のF1カナダGPでは、メルセデスがトラブルに見舞われたこともあり、レッドブルが優勝している。しかし、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットのロングストレートでは、ライバルのメルセデスとフェラーリと比較して、より厳しい試練になると考えている。
「まったくエンジントラブルなしに今回のレースを終えられたのは正しい方向への一歩だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。
「しかし、カナダは我々にとってより大きなチャレンジだ」
「これからモントリオールで何が起きるのかを検討しなければならない。そこでペナルティーを受けるかどうかは、このレース後のエンジン次第だ」
「ここ（モナコ）はエンジンに厳しくではないので、それについては今週評価ししなければならない」
F1モナコGPでは、コンストラクターズ3位のウィリアムズがノーポイントに終わり、レッドブルはその差を51ポイント差から29ポイント差まで縮めた。
「カレンダー上でモナコはパワーの影響が最も低いコースだ。我々は今持っているものを最適化できたと思う」とクリスチャン・ホーナーはコメント。
「ルノーは現在のパッケージを最大限に利用する良い仕事をした。我々もシャシーとドライバーのベストを引き出したと思う。2台のメルセデスと1台のフェラーリに続く4位と5位だ。1台のフェラーリは実力で倒した。こ我々の望みうる限りのリザルトだろ」
「我々は最大限のダウンフォースで走ったし、ダウンフォースに関して妥協する必要がなかった。我々はシャシーのフルポテンシャルを目にした」
カテゴリー： F1 / レッドブル・レーシング
