レッドブル RB11
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは2015年F1マシン『RB11』の製造が完了していないことを認めつつも、2月1日(日)にスタートするヘレステストには間に合うと主張した。

レッドブルのマシン製造に遅れが生じているのは、今シーズンにむけてメルセデスとのギャップを縮めるために開発時間を最大限に活用する決断を下したことが理由だという。

ヘレステスト初日まで残された時間は4日しかない。クリスチャン・ホーナーは、RB11がギリギリで間に合う形になるだろうと認めるつつ、チームが仕事をやり遂げられると信頼しているようだ。

27日(火)にミルトン・キーンズで行われたメディアイベントでクリスチャン・ホーナーは「マシンはまだ完成していない」と明かした。

「現在、マシンは全速力で製造しているところだ。そのため、もしかするとこの10年の中で最短の製造と組み立てになるかもしれない。ファクトリーはこれまでも信じられないほどの好転を示してきたが、日曜日までにはさらなる作業が待っている」

昨年のプレシーズン、レッドブルとルノーは散々な時間を過ごしたが、クリスチャン・ホーナーは今回チームが進んでいる方向性に勇気づけられている。

「昨年の初回テストを思い出せば、できればあれ以上悪くならないことを願う。確か4日間でなんとか4周を走れたくらいだったはずだ。マシンはトラック上でストップし、火もついた。昨年に比べれば、はるかにポジティブな冬を過ごしている。ベンチマークはわかっているし、やるべきこともわかっている」

「チームが進化し、成長し続けていており、チームとして最も印象的な冬になったように思う。それは全てがうまくまとまっているという意味でね。これまでの最短時間でマシンが製造され、設計はあらゆる期日と目標を達成している」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング