レッドブル RB8
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2012年F1マシン「RB8」にパフォーマンス上の秘密があることを明らかにした。

2年連続でワールドタイトルを獲得したレッドブルは、4日間のヘレステストで新車RB8を走らせた。

だが、レッドブルは伝統的な発表セレモニーを開催せず、代わりに短いビデオでRB8を公開した。

「ライバルによって各方面から写真を撮られるチャンスを与えたくはなかった」とクリスチャン・ホーナーは認めた。

ライバルチームは、ブロウン・ディフューザーやフレキシブル・ウイングといったレッドブルのコンセプトをコピーしており、今年の段差ノーズもエイドリアン・ニューウェイが採用したシャシー下のデザイン哲学の結果ともいえる。

「去年のバレンシアの発表会では、100名のカメラマンがピットの屋根から写真を撮っていたよ」

「瞬く間にみんなが我々のマシンのあらゆる寸法を知っていた」

レッドブルの2012年マシン「RB8」にもいくつかのミステリーが存在している。ひとつはノーズの段差部に設けられた郵便受け型のスロット。そしてもうひとつはまだ明かされていないエキゾーストレイアウトだ。

「昨年、我々は早めにブロウン・ディフューザーを出さなければならなかった」とクリスチャン・ホーナーは説明。

「排気ガスがタイヤにどのような影響を及ぼすか調べなければならなかったからね」

「今回、秘密は細部にある。それにライバルにあまり救いの手を差し伸べたくはない」とクリスチャン・ホーナーは笑いながら述べた。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング