レッドブル F1日本GP 結果
レッドブルは、F1日本GPの決勝レースで、セバスチャン・ベッテルが3位、マーク・ウェバーが4位だった。セバスチャン・ベッテルは2年連続となるワールドタイトルを決めた。

セバスチャン・ベッテル (3位)
「大勢の人がタイトル獲得は確実だろうと思っていたかも知れないけど、僕たちはそのことだけに気を取られないようにしていた。その代わりに、今年やってきたことや成し遂げたことのひとつひとつ、一歩一歩に集中してきた。その結果としてすごいことが起きた。ミルトンキーンズのファクトリーのメンバー全員に感謝したい」

「頑張っているのは、僕たちだけじゃない。彼らだって同じだ。配送担当者から、デザイン担当者、ここサーキットのエンジニアリング担当者まで、みんな本当によく頑張ってくれたと思う。2台のクルマと2人のドライバーしかいないのに、その重みを背負って毎回コースへ出ていたんだ。時にはクルマをうまく走らせることができないこともあるけれども、僕たちは常に、毎回のグランプリでクルマの全てを活かし切ろうとしている。でも、今日起きたことは本当に素晴らしい。今年の目標はチャンピオンシップ優勝だった。4レースを残す日本でそれを成し遂げることができたことを、どのように言葉で表現したらいいか分からない。初めての優勝の時と同じように、何と言ったらよいのか分からない。1回だってチャンピオンシップ優勝できると思っていなかったのに、2回も優勝できたんだ。すごいことだよ。観客だった子どもの頃から今日に至るまで、F1には数々の良い思い出がある。今日のような経験ができるなんて、幸運だと思うし、恵まれていると思う。今日のドライバーズ・パレードでは興奮する大勢の観客が見えた。ヘルメットをかぶる時に最後に考えたのはそれだ。ドライバーにとって、それ以上のことはないよ。晴天の日に、僕たちを観にきてくれた大勢のファンが喜んでいる姿 ― 生き甲斐を感じるとは、こういうことだと思う。ここでチャンピオンシップ優勝を決めることができたことを言葉で表現するのは難しい ― ファンタスティックという言葉だけでは表現しきれないね」

マーク・ウェバー (4位)
「セバスチャン、おめでとう ― 2度も世界チャンピオンになるなんて、本当に素晴らしいことだ。今日のオーバーテイクは全てピットストップの最中で、コースではあまり見せ場がなかった。フェラーリとマクラーレンを抜いたが、僕たちにほとんど差はなかった。ミハエル・シューマッハと接触して、渋滞を抜けようとしていたレースの重要な場面でフロントウィングにダメージを負ってしまった。接触したが、彼には影響はなかったようだ。セイフティーカー導入も、僕にとってはあまり良いタイミングではなかった。ピットストップの前後でフェルナンドに追いつきたいと思っていたけれど、クルマがたまってしまうと、ミハエルの時みたいなことがまた起きかねないからね。そこを崩して行くのは難しいんだ。最終的にはまあまあの結果だった。ジェンソンにとっては最高のレースだったと思う。色んな意味で、彼にとっては第2のホームレースだからね。セブのタイトル獲得におめでとうと言いたい」

クリスチャン・ホーナー チーム代表
「まず最初に、セバスチャン・ベッテルの2度目の世界チャンピオンシップ優勝は本当に素晴らしいことだ。今年は最高のドライビングを見せてくれた。メルボルンの開幕戦から、チャンピオンシップ優勝に実にふさわしい圧倒的なパフォーマンスを見せてくれた。これは、多くの努力とチームワークを積み重ねた結果だ。彼は、自分が成し遂げたことに大きな誇りを持って良いと思う。これで、彼もエリート・ドライバーの仲間入りだ。2度目のチャンピオンシップ優勝だけではなく、2年連続の世界チャンピオンだからね。今日のレースは接戦だった。今日はピットレーンでのタイムロスがあったようだ。ピットレーンの端という場所のせいもあるかも知れない。それにしても、ジェンソンは力強いレースを戦った。おめでとうと言いたい。3位と4位でもコンストラクターズ・チャンピオンシップでは大量得点だ。130ポイントで、1位の座をさらに固めることができた。だが、今日はセバスチャンの日だ」

シリル・デュモン(ルノー)
「もちろん、今日は本当にハッピーだよ!今年のベッテルは魔法のようだね。昨年度から素晴らしかったけれども、今年はただただ驚異的だ。彼はこれにふさわしい努力をしてきた。仕事を休むことなく、いつも全力でプッシュしている。まさに、ふさわしい勝利と言えるだろう。彼のためにも、ルノーで働く全員のためにも、本当にうれしく思っている。今後のレースでも仕事をきっちりこなして、チームとしてもチャンピオンシップ優勝を果たしたい」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1日本GP