F1 キミ・ライコネン フェラーリ バーレーングランプリ 2018年のF1世界選手権
フェラーリのキミ・ライコネンは、F1バーレーンGPのフリー走行2回目に右フロントタイヤが適切に装着されていない状態でコース上に出たため、アンセーフリリースでグリッド降格ペナルティを科せられる可能性があったが、罰金で済むことなった。

フリー走行2回目のトップタイムを記録したキミ・ライコネンだったが、残り13分でコース上にストップ。右フロントホイールが緩んだ状態でリリースされたため、異変に気付いたライコネンはすぐにマシンを停止した。

通常、フリープラクティスでホイールが正しく装着されていない状態でコースにリリースされた場合、グリッドペナルティを科せられる。

しかし、スチュワードはセッション後に事情聴取を行い、フェラーリはホイールが脱落するリスクを最小限に抑えるために可能な限りの行動をとったと判断。フェラーリに対して5000ユーロ(約65万円)の罰金を科すにとどめた。

FIAは声明で「スチュワードは19時14分にライコネンのピットストップの映像を見直し、チーム代表から事情聴取を行った。スチュワードは車両が28.13項bに違反し、安全ではない状況でリリースされたと判断した。チームはすぐに車両を停止するよう命じ、ドライバーはできる限り安全に素早く停止した」とコメント。

「チームはすべての適切な措置を実施し、前回コース上に車両が停止した事例と一致したため、スチュワードは強制的なグリッド降格ペナルティを適用することはできないと判断。スチュワードはチームに5000ユーロの罰金を科した」

キミ・ライコネンは「バイブレーションを感じて、緩んでいたので、ストップしなければならなかった」とコメント。

「誰が何をやっているかを言うのは不可能だけど、それほど悪くはなかった。改善しなければならないことはあるけど、テストしたものから学ぶというノーマルな金曜日だった」

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カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン / スクーデリア・フェラーリ