キミ・ライコネン
キミ・ライコネンは、レースで勝っていた2年前と比べて自分の速さは変わっていないとし、変わったのは自分ではなく、F1自体の方だと述べた。

キミ・ライコネンが勝利したのは、ロータスに所属していた2013年のF1オーストラリアGPが最後となる。昨年のフェラーリ復帰以降はリザルトに苦しんでいる。

35歳となったキミ・ライコネンは、ドライビングにおいて年を取ることは、ポジティブな影響もネガティブな影響も与えないと述べた。

「僕が何か変わったか? ドライビングはまったく変わってないと思う。年齢とともに経験は増えるものだ。でも、それがF1に関係ある? 僕にはわからない」とキミ・ライコネンは ESPN にコメント。

「自分ではドライバーとしても変わらないと思うし、取り組み方も変わっていない」

「できればこのままいろいろ変わり続けてほしいけど、今と5年前で自分のドライビングに違いは感じられない。僕では、変わったのはスポーツ自体だ」

キミ・ライコネンは、一時F1を離れてWRCに参戦していたが、F1は他のレースと比較して、経験の重要性や価値が低いように感じると考えている。

「僕がF1でデビューした頃は、今より意味を持っていたかもしれない。かなり変わった。テストは減ったけど、準備の方法が他にたくさんできた」

「一番簡単なのは、ラリーとの比較だ。F1では経験があっても大した違いは生まれないけど、ラリーではそれが何よりも重要だ。経験があればとても役立つし、速く走ってラリーをフィニッシュすることができる」

「そういうことに基づいて言えば、F1では経験なんて何の役にも立たない」

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カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン / スクーデリア・フェラーリ