ピエール・ガスリー 「F1ペナルティポイントについてスチュワードと話し合う」
ピエール・ガスリーは、F1メキシコGPでF1ペナルティポイントが10点に達し、来年5月にあと2点加算されると1レースの出場停止処分を受ける恐れがある。

F1ペナルティポイントは12か月で累計12点に到達すると自動的に1レースの出場停止となる。ピエール・ガスリーの最初のポイントは5月22日のF1スペインGPで記録された。つまり、現在のルールでは、2023年F1第7戦のF1エミリアロマーニャGPが終わるまでポイントは失効しない。

ピエール・ガスリーは、F1日本GPで赤旗でのスピード違反、F1アメリカGPのセーフティカーの後ろであまりにも大きなギャップを残したことに続いて、3週連続でF1ペナルティポイントを科されてリ、スチュワードへの不満がますます募っている。

ピエール・ガスリーは金曜日のF1メキシコGP前のドライバーブリーフィングでF1ペナルティポイントシステムの厳しさを問題提起していた。

その後、ピエール・ガスリーは、日曜日のレースで、ランス・ストロールとの戦いでコースを離れてアドバンテージを得たとしてペナルティポイントだけでなく、5秒のタイムペナルティを受けた。

ピエール・ガスリーは、メキシコのレースで再びF1ペナルティポイントを科されたことに明らかに不満を感じており、メディアに話す前にシステムについて考えをまとめた。

特にピエール・ガスリーは、ランス・ストロールにポジションを戻すように言われなかったことに不満を感じている。

「僕はレーシングドライバーです。ギャップがあれば、そのギャップを突く」とピエール・ガスリーはコメント。

「それについて満足できないのであれば、ポジションを返せと言ってくれれば、もう一度やり直す。いまなるコメントも与えられていなかったので残念だ」

「彼らは無線でそれを言う必要がある。それは過去に彼らがしていたことだ。でも、何らかの理由で今回はそうではなかった」

アプローチを変える必要があるかどうかと質問されたピエール・ガスリーは、ブラジルでの次のレースで関係者と話をすると述べた。

「彼ら(スチュワード)は最近かなり厳しいようだ」とピエール・ガスリーは語った。

「先週末はグリッドの半分がセーフティカーの後ろにスペースを与えすぎていたけど、僕がペナルティを受けた」

「今週末はかなりタイトだったと思うし、なぜポジションを戻すようにとのメッセージが実際になかったのか分からない」

「結局、僕は車の中でベストを尽くているし、馬鹿げたペナルティポイントを獲得して、レースタイムを失うことは最も避けたいことだ」

「どうやら現時点では、彼らは僕がやっていることに満足していないようだ。だから、何を変えなければならないかを正確に理解するために話し合うつもりだ」

週末の早い段階で、ピエール・ガスリーは、金曜のドライバーズブリーフィングの議論で彼が提起したペナルティに関する議論はポジティブなものであったこととし、FIAによってポイントシステムが調整される可能性があることを示唆していた。

「ペナルティポイントだけではなかった。僕はレースへの出走禁止にかなり近づいているからね」

「でも、僕の意見では、過去12か月間、自分がそれほど危険だったとは感じていない。今年、セーフティカーの後ろで少し減速しすぎたり、何回かのトラックリミットでレース禁止になるのは残念だ」

「彼らはそれに取り組んでいると思うし、おそらく来年には変更があるだろう。それが聞けて良かった」

■ ピエール・ガスリーの2022年のペナルティポイント
F1スペインGP: 衝突の原因(ランス・ストロール) - 2ポイント
F1オーストリアGP: 衝突の原因(セバスチャンベッテル) - 2ポイント
F1オーストリアGP: 正当な理由なく複数回コースを離れた - 1ポイント
F1日本GP: 赤旗状態でのスピード違反 - 2ポイント
F1アメリカGP: セーフティカーの後ろに10車身以上を空けた - 2ポイント
F1メキシコGP: トラックを離れてアドバンテージを得た(ランス・ストロール) - 1ポイント

10月10日に2021年のF1トルコGPでフェルナンドアロンソと衝突したで科された2点のペナルティポイントが失効。また、ピエール・ガスリーは、今年のF1カナダGPでのボラード違反で2つの懲戒処分を受けている。

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カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / スクーデリア・アルファタウリ