アルファタウリF1のピエール・ガスリー 「低速コーナーはAT03の友達で高速コーナーは敵」
スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは、2022年F1マシンAT03は、低速コーナーは「友達」で、高速コーナーは「敵」だと語る。

F1は、2022年にグランドエフェクト効果の空力コンセプトに移行した新世代F1マシンとなり、ピエール・ガスリーと他のミッドフィールドチームはF1のフロントランナーとのギャップを縮められることを期待した。

だが、現実は異なり、ピエール・ガスリーは最近、「トップ3は別世界」だとコメント。昨年は、フェラーリ、レッドブル、さらにはメルセデスとさえ予選で戦えるポテンシャルがあったが、「今年はどうにもならない」と嘆いた。

スクーデリア・アルファタウリが直面している大きな問題の1つは、今年のAT03の性質であり、高速コーナーは得意としていない。

ピエール・ガスリーは「遅いコーナーは僕たちの友達であり、速いコーナーは僕たちのだです」とAuto MotorundSportに語った。

つまり、ピエール・ガスリーは、アゼルバイジャングランプリでシーズンベストの5位を獲得したが、カナダグランプリではまったく戦いに絡めず14で終えている。

今シーズン、ピエール・ガスリーはトップ10フィニッシュが3回しかなく、16ポイントでドライバーズチャンピオンシップの11位に位置している。チームメイトの角田裕毅は11ポイントで15位だ。

「唯一役立つことは、僕たちの弱点を取り除くアップグレードだけだ」とピエール・ガスリーは付け加えた。

しかし、それはスクーデリア・アルファタウリがAT03にメジャーアップデートを導入することが期待される7月までは実現しない。それまでの間、ピエール・ガスリーと角田裕毅は彼らが持っているもので戦わなければならない。

「だからこそ、すべてのプロセスが完全に機能することがさらに重要になる」とピエール・ガスリーは続けた。

「バクーでは、すべてを正しく行えば、4番目に速いチームになることができることを示した。それはどこでも良いものでなければならない」

「不運をコントロールすることはできないけど、ミスはコントロールできる」

ピエール・ガスリー F1 スクーデリア・アルファタウリ

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / スクーデリア・アルファタウリ