F1:ピエール・ガスリー、ポーパシングは「30歳で杖生活を送ることになる」
スクーデリア・アルファタウリのF1ドライバーであるピエール・ガスリーは、新世代F1マシンのポーポイズ現象の与える可能性のある身体的な影響によって、F1ドライバーが「杖生活を送ることになる」ことから救うようFIA(国際自動車連盟)に促した。

高周波の垂直バウシング現象は、新世代F1マシンのグラウンドエフェクトカーの副産物であり、ほぼすべてのF1チームの設計にさまざまな程度で影響を与えている。

レッドブル・レーシングのRB18はシーズンの初めからポーポイズの兆候をほとんど示していないが、メルセデスF1のエンジニアはこれまでのところ問題の影響を軽減することに成功していない。

先週末のバクーでのレースに先立ち、ジョージ・ラッセルは、F1ドライバーがバウンシングとボトミングで車のコントロールを失って大事故が発生するのは「時間の問題」だと警告した。

F1アゼルバイジャングランプリでは、ルイス・ハミルトンがレース中に耐え難いほどの背中の痛みに苦しみ、何度か「我慢の限界」を迎えたことで、ウォールにクラッシュすることを恐れていたと語った。

ピエール・ガスリーは、金曜日のバクーでのドライバーズブリーフィングで、F1ドライバーがFIAレースディレクターのニールズ・ウィッチッチにこの問題について憂慮すべき見解を表明したことを確認した。

「健康ではないのは確かだ」とアゼルバイジャングランプリで5位で終えたピエール・ガスリーはコメントした。

「すべてのセッション前後にに理学療法セッションを行っていた。それによって(脊椎)椎間板が苦しんでいたことが理由だ」

「文字通り、サスペンションがないようなものだ。背骨を通り抜けてヒットする」

ほとんどの場合、車の車高を上げるとポーポイズ現象は大幅に減少するが、そのようなセッティングは車のパフォーマンスにも影響を与える。

今のところ、ピエール・ガスリーはその対策を取ることを望んでおらず、FIAがドライバーに健康とより速いラップタイムのどちらかを選択するように強制することも望んではいない。

「チームは僕に「OK、セットアップを妥協することはできるか?」と尋ねている。パフォーマンスのために健康を害しているけど、僕はドライバーであり、常に最速の車を目指しているので、常にそうしている」

「でも、FIAは僕たちを健康とパフォーマンスの間で対処しなければならないコーナーに置くべきではないと思う」

「そこがトリッキーな部分であり、明らかに持続可能ではない。だから、僕たちはドライバーのブリーフィングで話し合い、この問題について彼らに警告し、僕たちが30歳で杖生活を送ることになるのを防ぐための解決策を見つけるように求めている」

ピエール・ガスリーは、バウンシングする車で乗ってストレートを飛ばすことは、自信を高める経験ではないことを認めている。

「また、ステアリングが振動することによって、車が自力で動いていることもある」とピエール・ガスリーは語った。

「そのようなスピードでは、簡単なことではない。年末まで何かを修正できるとは思わない。でも、来年に向けて修正できることを願っている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / アルファタウリ