ピエール・ガスリー 「レッドブルF1の最後通告が迫っていることは承知」
ピエール・ガスリーは、2024年F1シーズンの初めまでにレッドブル・レーシングのドライバーでなければ、自分のF1での将来は他の場所にある可能性があることを承知している。

2019年にわずか半シーズンでトロロッソに降格させられたピエール・ガスリーは、自分がマックス・フェルスタッペンと一緒にレッドブル・レーシングに戻ることに値するという自分の意見をためらうことなく認めている。

レッドブル・レーシングのシートを失って以降、ピエール・ガスリーは、トロロッソ、そして、アルファタウリでパフォーマンスと自信を取り戻し、2020年のモンツァでは輝かしい走りでF1ウィナーとなった。その後もミッドフィールドのマシンで表彰台を獲得している。

2021年にはルーキーのチームメイトである角田裕毅を余裕で倒したピエール・ガスリーは、2023年末にレッドブルとの契約が期限を迎える。

ピエール・ガスリーは、レッドブル・レーシングでのキャリアを切望していることを認めるが、次のステップについて話すのは時期尚早であると主張する。

「ヘルムート(マルコ/レッドブル モータースポーツアドバイザー)がすでにそれを言ってしまっているので、今年の後、1年の契約が残っていることはもはや秘密ではない」とピエール・ガスリーは語った。

「そのあとは明らかだ。レッドブル・レーシングに移籍するか、できないかだ。その後、何が起こるかについて話すのは時期尚早だ。僕は今、今年を可能な限りうまくやることに焦点を合わせている」

「でも、勝利のために戦うことができる速い車に乗りたいのは明らかだ。それが僕にとって重要な唯一のことだ」

「F1でレースに勝ちたいし、それができる車が必要だ。時が来たら、ヘルムートと話し合おうと思っている」

以前、ピエール・ガスリーは、グリッド上のF1ドライバーの大多数が今シーズンの終わりに契約を失い、F1グリッドで大幅なシャッフルが行われる可能性があることを考えると、2023年に開かれる可能性のある機会について話をしている。そして、適切なシートがあれば、ガスリーは移籍組の1人になる可能性がある。

ピエール・ガスリーは、2021年のF11選手権で初めて100ポイントの壁を越え、予選ではトップ6ドライバーの常連となったこともあり、F1の新時代に向けて、フォームを継続し、彼の業績に匹敵することを望んでいる。

「非常に自信がある」とスクーデリア・アルファタウリのドライバーを続けるピエール・ガスリーは語る。

「今、自分の周りにいる人たちにとても満足している。エンジニア、チームとしての機能、そして、チーム内での責任に非常に満足している」

「自分の肌が気持ちいいと言わなければならない。次のステップに進むということになると、自分のキャリアの中で重要な年に直面していることを知っている」

「昨年は素晴らしかったし、今年はそれ以上ではないにしても、少なくとも同じことをしたいと思っている。僕はこのチームを可能な限りグリッド上で前進させたいと思っている。それが僕の個人的な目標だ」

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カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / スクーデリア・アルファタウリ