ピエール・ガスリー、レッドブルF1に不満も「ペレスに恨みはない」
ピエール・ガスリーは、レッドブルF1が自分にもう一度チャンスを与えてくれないことに不満を感じてはいるが、セルジオ・ペレスに腹を立てているわけではないと語る。

2019年にレッドブル・レーシングから“姉妹”チームのトロロッソ(現アルファタウリ)に降格させられて以降、ピエール・ガスリーはグリッド上で最も印象的なドライバーの一人に成長した。

今年、セルジオ・ペレスがマックス・フェルスタッペンに匹敵することに苦労していることを受け、ピエール・ガスリーは2022年に自分にもう一度チャンスを与えられることを望んでいた。

しかし、レッドブル・レーシングは2022年もセルジオ・ペレスの続投を決定。発表が行われたF1オランダGP後にピエール・ガスリーは失望と怒りが入り混じった感情を表明していた。

「レッドブルはセルジオを続けることを好んでいる」とピエール・ガスリーは Canal Plus に語った。

「特に先週末のザントフォールトでのパフォーマンスを見れば、彼がQ1で敗退して、チームメイトから1周遅れて8位でフィニッシュし、ドライバー・オブ・ザ・デイだったのは事実だ。でも、本当に理解できないことがいくつかある」

だが、ピエール・ガスリーは、セルジオ・ペレスに対して強い感情を持っていないことを明らかにし、F1トルコGPで並んで座ったときに改めてその点を念押しした。

「ちゃんとすべてを言い直したいと思う。セルジオとは何の関係もなかった」とピエール・ガスリーは語った。

「それは自分の問題と言っていいし、個人的な契約と将来のためのレッドブルとの関係についてだった」

「僕はトロロッソ(アルファタウリ)でチャンスが与えられた2018年よりも、非常に良いレベルでパフォーマンスを発揮していると思う。パフォーマンスを発揮して、経験も積んでいる」

「今年に基づいて、自分はもっと良いチャンスに値するかもしれないと感じたけど、それが決断だ。それは僕のモチベーションを止めるものではない」

多くの人は、ピエール・ガスリーにもう一度チャンスを与えることを躊躇していることを考えると、別の興味深いシートが空席になった場合、ガスリーはレッドブル・ファミリーを完全に去ることになるのではないかと考えている。

しかし、ピエール・ガスリーは、自分の主な焦点はレッドブルと一緒にタイトルを獲得することにあると主張する。

「キャリアの観点から、僕の目標は、セルジオのポジション、レッドブルにいることだ。勝利と表彰台を目指して戦うことができるマシンに乗りたいのは当然のことだ」とピエール・ガスリーは付け加えた。

「それが僕の目標だ。それが僕が毎朝取り組んでいることであり、自分自身に取り組み、より良いドライバーになって、レースに勝つことを目指している。それが目標だ」

「彼らは彼らの決定を下したし、僕はそれに満足している。彼らは非常に成功したシーズンを過ごしている」

「これからも頑張ってチャンスをつかもうと思っている。それが僕が望んでいることだからね。ワールドチャンピオンを戦いたいと思っている」

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