F1 ピエール・ガスリー レッドブル・ホンダ
レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、RB15を快適に感じることができていると認めつつも、自分にはもっとポテンシャルがあると確信していると語る。

チームメイトのマックス・フェルスタッペンが1勝と2回の表彰台を獲得していたののに対し、ピエール・ガスリーはRB15に苦戦を強いられていた。特にフェルスタッペンが優勝したオーストリアGPでは周回遅れでのフィニッシュとなり、シーズン中のシート喪失さえ噂された。

レース後、レッドブルは行動を起こし、ピエール・ガスリーのマシンを分解調査。F1イギリスGPでは新しいフロントウイングをガスリーのマシンにも導入するとともに、マックス・フェルスタッペンのセットアップを適用。それが奏功し、レースでは表彰台から4秒差で自己ベストに並ぶ4位でフィニッシュして復調の兆しをみせていた。

「自分好みの方向に少し近づいてきているのは確かだ」とピエール・ガスリーはRB15についてコメント。

「僕たちは常に少しずつ引き出している。でも、シルバーストンでの感触はベストだった。感触のいい場所はいくつかあったけど、少し一貫性がなかった。だから、週末ごとにもう少し一貫性を保つことができればと思っている」

ピエール・ガスリーがF1イギリスGPを4位でフィニッシュできたのは、セバスチャン・ベッテルがマックス・フェルスタッペンに追突して表彰台争いから外れたことが助けになったのも確かだ。

ピエール・ガスリーは、まだRB15を100%快適に感じるまでは改善しなければならない部分があると認める。

「僕が望んでいるのはこの程度のリザルトではない。もっと良い結果を達成するためにはどうしたら良いかを常に考えているし、シルバーストンを超える成績をより頻繁に達成するために何をすべきかについて頭を使っている。改善したとは言え、まだ完璧とは言えない」

「イギリスではトップレベルの争いを楽しめたし、思い通りのドライビングができつつあると感じている。自分には競争力があり、速く走れると信じているし、これを実現させるために必要なものを見つけなければならない。今はその手がかりが掴めていると思うし、後は改善を続けていくだけだ」

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カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / レッドブル・レーシング / ホンダF1