アレックス・ザナルディ、4回目となる神経外科手術を受けて容態は安定
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6月にハンドサイクルのレース中にトラックと衝突して頭部に外傷を負ったアレックス・ザナルディは、シエナの病院で3回の手術を受け、専門のリハビリセンターに転院した。
しかし、残念ながら、リハビリセンターで容態が悪化し、ミラノのサンラッファエーレ病院の集中治療室に戻っていた。そこでピエトロ・モルティーニ教授が率いるチームが新たな神経外科手術を実施した。
火曜日に病院は「臨床検査と放射線検査から、上記の治療法の成功と神経外科集中治療室にまだ入院している患者の現在の臨床状態は安定しているように見える」と声明で述べた。
2度のCARTチャンピオンであり、元F1ドライバーであるアレックス・ザナルディが、2001年のドイツ・ラウジッツリンクで開催されたCARTでの大事故で両脚を失ってからほぼ20年となる。
それ以来、アレックス・ザナルディは逆境に対するスポーツの真の勝者の一人となり、ツーリングカーやスポーツカーで成功を収めた彼のモータースポーツキャリアを復活させた後、ハンドバイクでパラリンピックを代表するアスリートとなり、2012年と2016年の大会で4つの金メダルを獲得している。
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