オスカー・ピアストリ F1バーレーンGP決勝「僕たちは仕事をやり遂げた」

ピアストリはバーレーン・インターナショナル・サーキットの照明の下、スタートからゴールまでトップを走り続け、レース序盤のスタートダッシュとレース後半のセーフティカー再スタートを制し、今シーズン2勝目、F1通算4勝目を挙げた。
また、マクラーレンにとっても、サヒール・サーキットでの初勝利となった。マクラーレンは、この国の政府系ファンドが所有している。ドライバーとチームにとって、チェッカーフラッグが振られた瞬間は、お祭り騒ぎとなった。
ポールポジション、ファステストラップ、そして勝利のハットトリックを振り返り、ピアストリは「ここでこのような結果を残せて嬉しい。昨日の予選から素晴らしい週末だった。今日、見事に仕事をやり遂げることができて良かった」と語った。
「チームが用意してくれたマシンには感謝してもしきれない。とても扱いやすい。素晴らしい週末だったし、今週末の自分の仕事にもとても誇りを持っている」
「バーレーンでこのような結果を出せたことをとても誇りに思う。オーナーのことも考えると、ここでのレースは明らかに僕たちにとって非常に重要なレースだ。これまで我々にとってある意味で有利なトラックではなかったので、ここでようやくチームにとって初勝利を挙げることができて嬉しい」
コース上のデブリが取り除かれた後にセーフティカー先導で再スタートしたことについてストレスを感じたかと尋ねられた際には「もちろん、セーフティカーは出てほしくなかったが、それでも自信はあった。ペースは良かったと思う」と答えた。
「良いリスタートができるとかなり自信があった。それに、ミディアムタイヤを履いているのは僕とランドだけだと知っていた。そういう意味では比較的簡単だった」
「もちろん、良いリスタートを切ろうとするが、どうなるかはわからない。でも、絶対にそれを逃さないつもりだった」

マクラーレンが第2の故郷で勝利し、チーム選手権でライバルにさらに差を開いたことで、ピアストリは、たとえF1がサウジアラビアへ急速に移行するとしても、一夜にしてどんな祝賀ムードが広がるのかについても突き動かされた。
「わからない」とピアストリは微笑んだ。「とんでもないパーティーになるだろうね! 僕は来週またレースに出なければならないから、参加はできないけど...」
「みんなにとって素晴らしい週末だったし、素晴らしい場所でレースが行われた。だから、みんなが楽しむだろう。そうするべきだ」
この勝利によりピアストリは74ポイントでドライバーズチャンピオンシップの2位に浮上し、77ポイントのノリスに次ぐ順位となった。一方、レースを6位で終えた現世界チャンピオンのマックス・フェルスタッペンは69ポイントで3位に後退した。
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