オスカー・ピアストリ 2025年F1シーズに自信「タイトルを獲得できる」
オスカー・ピアストリは2024年にマクラーレンのコンストラクターズタイトル獲得に大きく貢献したが、ピアストリにとって2年目のシーズンは何よりもまず成長と適応の物語だった。
序盤に輝きを見せたものの、才能あるチームメイトのランド・ノリスの安定したパフォーマンスに匹敵するためには、改善すべき点がいくつかあることをピアストリは認めた。
マクラーレンがマイアミで大幅なアップグレードを行った後、ノリスの優位性はより顕著になり、ノリスの勝利とチームの力関係における緊張した瞬間につながった。
ピアストリ自身もバクーでハンガリーに続く2度目の勝利という素晴らしい勝利を収め、レースで勝利できる可能性を証明した。
弱点は解決された
マクラーレンのMCL39が有力候補として注目されており、23歳のオスカー・ピアストリは、一貫して勝利、そして最終的には世界選手権に挑戦するだけの力があると信じている。
「今年は世界チャンピオンになれると思う」とピアストリはシルバーストーンでのマクラーレンの発表イベント中にメディアに対し語った。
「12か月前は、特に自信が持てない弱点を抱えたままシーズンに臨んでいたような気がする」
「昨シーズンを通して、僕はそれらの問題に対処してきた。今は、毎週末それらの問題に対処し、毎週末ベストを尽くすように努めるだけだ。それが違いを生む」
「自信があるし、まだ取り組むべきことがあると思う。僕はまだ完成形ではないけど、誰もが完成形であるとは限らないと思う」
「もしこのオフシーズンにやろうと決めたいくつかのことに取り組めれば、それを実現するための手段がたくさんあることになるだろう」
予選ペースとその他の重要ポイント
ピアストリが改善が必要だと公言している分野の一つは、予選のペースだ。2024年、ノリスはピアストリに対して予選で20勝4敗という圧倒的な成績を残した。
しかし、ピアストリがオフシーズンにマクラーレンのシミュレーターで行った作業により、開発すべき他のより具体的な領域が明らかになった。
「今シーズンに向けてどのように準備を整えるか、またより具体的な運転機会について、詳細に検討してきた」とピアストリは説明した。
「昨シーズンの終わりに、予選は取り組みたいことの一つだと言ったけど、細かい点や物事をいろいろ検討すると、単に予選で良い成績を残せるだけではないと思う」
「いくつかの具体的な点を改善できれば、すべてがより良くなるだろう。そうすれば自信がつき、すべてが自然にうまくいくだろう」
マクラーレンとの3シーズン目に新たなデザインのヘルメットを用意したオスカー・ピアストリ「確かにいくつかの改善の余地があることは分かっているし、もしそこに取り組むことができれば、昨シーズンに何度か見られた週末の状況（ノリスが明らかにマクラーレンの速いドライバーだった時期）がなくなることを期待している」
「シミュレーターでそういったことに取り組むことはまだ可能だし、正しいことを構築することができる。僕が抱えている改善の余地は、シミュレーターで取り組むことができるものだと思う」
長所を伸ばす
「去年も自分の強みはたくさんあったと思う」
「特にレースでは、昨年の順位を上げるために戦わなければならなかったし、多くの場合、スタート地点から改善する必要があった。その面は、シミュレーションでは実際には取り組むことができないと思う」
「昨シーズンの成果の多くに満足しているけど、そのうちのいくつかは今から取り組み始めることができる」
オスカー・ピアストリは、2年間の経験を積み、改善すべき点を明確に理解し、チャンピオンシップで優勝できる可能性のある車を所有しており、2025年のF1世界選手権に向けて本格的に戦う準備ができている」
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