映画『F1/エフワン』ジャパンプレミア開催 森本慎太郎ら豪華吹替キャスト集結

レッドカーペットには、ブラッド・ピット演じる主人公ソニーとぶつかり合うルーキー・ジョシュア役の日本語吹替を担当する森本慎太郎、ブラッド・ピット公認声優として知られるソニー役の堀内賢雄、チームを支えるピットクルーの女性リーダー・ケイト役を演じる佐古真弓が、熱狂的ファンに迎えられながら登場。
さらに、水泳メドレーメダリストで日本チームのキャプテンも務めた入江陵介、映画好きとして知られるヒコロヒー、F1ファンとして知られる俳優の桐山漣、DAZNでF1中継を担当するサッシャもレッドカーペットに登場し、「かっこいい!」「かわいい!」など歓声が響いた。
堀内賢雄は、「ついに日本語吹替版のお披露目、ここまでたどり着いたということ、僕の中で高鳴る気持ちがすごくあって。一足先に観させていただきましたが、すごいです!やばいです!F1レーサーの気分になれます。人間が成長するため、ひとつのチームを作りあげるためにいろんな確執があったりするんですけど、チームワークとして、大人として目覚めていくいろんな人間模様が見られる、本当に大感動の作品です!」と力強くコメント。
森本慎太郎は、「初めて観た時すごく高揚感を感じたんですが、それがついに日本中に伝わる時が来たのかと。あっという間に日本中が高揚感とワクワクといろんな感情に包まれて、F1への熱い思いがどんどん加速すると思う。みんな早く映画館に駆け込め!と言いたくなりますね。早く27日になってほしいなという思いが強いです!」と熱く語った。
佐古真弓は、「一足先に試写を拝見して、冒頭から最後までずっと力が入って前のめりになってしまうぐらい、興奮しながら観ていました。本当にものすごい没入感とスピード感で、みなさんにも早く観てほしいです!」と力強く語った。
さらに、堀内賢雄は、「とにかく劇場に足を運んで、“G”を感じでいただけたら素晴らしいと思います。F1レーサーになった気分で、この迫力、とにかく時間があっという間に過ぎてエンディングを迎えると思います。ぜひ何度でも体感していただければと思います」と訴えた。
森本慎太郎は、「チームワークとか確執とか、いろんなことが一本の作品の中に詰まっていて、自分と照らし合わせることもできる。何よりレースシーンが一番の注目ポイントだと思うんですけど、時速300km出しているかのような迫力に包まれて、コックピットにいるような疑似体験ができる作品ってほかに無いと思います。映画館で、ぜひ自分のコックピットで観ていただければ、素晴らしさが伝わると思うので、期待して待っていてください!」と観客にメッセージを送った。
佐古真弓は、「F1ファンの方はもちろん、知らない、見たことがないという方にこそぜひ観ていただきたいなと思います。絶対ハマると思います!私もいつか実際のレースを観に行きたいです。みなさんぜひ楽しんでください」と笑顔で語った。
舞台挨拶では、堀内賢雄が「まずオープニングからレースシーンを観たら完全にハマりますよ。音楽も相まって『なんだこの迫力は!』と虜になると思います。そこから人間ドラマが重なっていきますから、そのあたりも楽しみに観てもらったら」と興奮気味にコメント。
森本慎太郎は、「自分の声が入っていることに慣れないもので、最初はムズムズしましたけど、話が進んでいくとそんなことを忘れて没頭しちゃうんですよ。そういう“ワクワク高揚感”みたいなものがF1の力で。とにかく早く観てほしいという思いが強いですね」と自信をのぞかせた。
佐古真弓は、「冒頭のシーンからすごいんです!思わず『おお!』と声が出てしまうぐらい、こんな映像観たことないし経験したことないぞというシーンの連続なので、早く観て欲しい!」ともどかしそうに語った。
堀内賢雄は森本慎太郎の演技について、「慎太郎くんはジョシュアが人間として成長して行く姿を演技で表しているから、大したもんだなと思いました。映像に合わせることに集中すると芝居がおろそかになってしまうのに、すごいなあと。観てもらえばわかりますが、憎らしい瞬間もあるし、心理描写の演技もすごいですよ!」と絶賛。
佐古真弓も「初めてなの?ってびっくりするぐらい素晴らしくて。素敵だなと思ったのは笑い声。笑いのお芝居ってすごく難しいんですが、ジョシュアは楽しく笑う時もあれば、自嘲気味だったり相手を挑発したり、いろんなバリエーションで笑うんです。セリフを喋る以上に難しいと思う時もあるぐらいなのに、すべてにおいて演技の芯をしっかりとらえられていて、役として笑いにお芝居が込められていて、もっといろいろ声優としての活躍も見てみたいなと思いました!」と細やかな演技を評価した。
森本慎太郎は「大変でしたよ!」と笑いながらも、「僕は堀内賢雄さんの声を聴きながらアフレコしたんですが、監督とも『ジョシュアはルーキーだから若さは大事にしよう』と話して、そこは意識しました。変に声を作らずに、ナチュラルに自分の気持ちを大事にしながら演じましたね」と語った。

さらに、型破りなF1レーサー・ソニーの存在にちなみ、登壇者たちの“型破りエピソード”が披露された。
堀内賢雄は「お酒を3杯でやめないとっていう時に16杯ぐらい飲んじゃったり(笑)。常識の範囲で型破りでありたいなとは思っているので、これからも型破りに生きていきます!」と笑いを誘った。
森本慎太郎は「長期の休みを取ってアマゾンに行くんですけど、それ型破りかもしれないですね。でもワクチンとかちゃんと打っていくので、ルールはちゃんと守っています!」と明かした。
佐古真弓は「あまりゲームをしたことがなくて、変なやり方でうっかりクリアしてしまった時に、友達に『ふつうはこうやってクリアするんだよ、そんなやり方する人は初めて』と言われたことがあって(笑)。私も型にはまった人間なんだろうな…私もアマゾン行ってみようかな(笑)」と会場を沸かせた。
また、佐古真弓は女性としてF1チームのピットクルーを率いるケイト役について、「ケイトは腕を見込まれスカウトされてこのチームに来るんですが、男性が多い中女性として一生懸命がんばっていて。環境とか人のせいにしないで自分がやるべきことは芯を持ってやっている。うまくいかないとつい人のせいにしてしまいがちだと思いますが、そういうことをしない彼女の姿勢は良いな、こうありたいなと思いました」と語った。


本作は字幕版、日本語吹替版に加え、ラージフォーマット:4DX、Dolby Cinema®(ドルビーシネマ)、ScreenX、IMAX®での同時上映も決定しており、“体感型”エンターテインメントとしての魅力も注目されている。
堀内賢雄は「自分でF1マシンを運転しながらしゃべりながら、ヘルメットの中から見える、ブラッド・ピットたちの目の演技。こんなことできるのかって驚きを感じましたね。ドライバーの目の芝居も必見です!」と語り、
森本慎太郎は「やっぱ臨場感ですよね。この映画でしか見られない、経験できないこと…F1レーサーはどれだけの音に包まれているか、どれだけ狭い視野の中で走っているかとか、この映画を通して知ることができました。実際のF1レーサーもこの景色を見ているのかと思うと、より楽しかったなという気持ちが強くなりますね」と振り返った。
佐古真弓は「映像もすごいけど、やっぱり音ですかね。音響も、F1マシンが走っているときの音とか、観客の歓声とか、すごく熱狂していくシーンは、大きな劇場じゃないと味わえないはず。そこも楽しんでいただきたいですね」と笑顔を見せた。
“胸アツポイント”についても話題が及ぶと、堀内賢雄は「この映画はほとんど胸アツで!ソニーが弱小チームを強くしなきゃいけないというのがわかりやすく描かれるので、F1の知識がなくても理解できます。そのチームが徐々に勝ち上がっていく姿をうまく描いていて、そこにソニー、ジョシュアなど、いろんな人たちを巻き込んでチームワークができあがっていくのが熱いです」と語り、
森本慎太郎は「F1って個人戦かと思いきやチームワークも大事なところがあって。ソニーとジョシュアがひとつになる瞬間があるんですが、その時にうおーっ!てなるんですよね。優勝に向けての話し合いをしている時もいいけど、実戦、レース中の会話も胸アツポイントですね」と語った。
佐古真弓は「F1のことを全然知らなかったんですが、この作品を観て、こんなにたくさんいろんな人たちが関わっているんだということと、いろんな部署、チームの中にも役割があって、そこにひとつひとつドラマがあることがわかって。それが最後に向かってみんながわーっと集まってていくのが、思い出すだけで鳥肌が立つぐらい、胸アツポイントです。でも、この映画はずーっと胸アツなんですけどね!」と満面の笑みを見せた。
イベントの最後には、主演のブラッド・ピット、ジョシュア役のダムソン・イドリス、ジョセフ・コシンスキー監督から寄せられた特別メッセージ映像が上映された。
ブラッド・ピットは「僕は日本語が上手だ」とおどけた後、「すばらしいよ、見事だ」と吹替声優陣を称賛。「映画『F1/エフワン』を観にきてくれてありがとう。賢雄と慎太郎に特に感謝を伝えたい。私とダムソンの役の吹き替えは最高だった。ぜひ堪能してください。楽しんで!!」と日本のファンにも語りかけた。
ダムソン・イドリスは「慎太郎、ジョシュアを演じるのは素晴らしい経験だった。僕と同じくらい楽しんでくれたら嬉しい。賢雄と慎太郎、ようこそAPXへ!」と笑顔を見せた。
ジョセフ・コシンスキー監督は「こんにちは賢雄、あなたのファンです。ソニーの吹き替えは最高だった。みなさんも映画『F1/エフワン』を最高のスクリーンで楽しんでください!」と敬意を込めてメッセージを寄せた。
そして、ダムソン・イドリスとジョセフ・コシンスキー監督が揃って「F1ぶっちぎれ!!」と日本語で叫ぶと、会場は大きな拍手に包まれた。
本国キャストから名前を呼ばれた森本慎太郎と堀内賢雄は感無量の様子。森本慎太郎は「まさか名前を呼んでくれるとは…あとでこの映像のデータが欲しいです!」と興奮気味に語り、堀内賢雄も「作品を観ながら褒めてくれるなんて、嬉しすぎる!」と感激の表情を浮かべた。
映画『F1/エフワン』は、6月27日(木)より全国公開。未体験のスピード、臨場感、人間ドラマが交錯する超体感型エンターテインメントを、ぜひ劇場で味わってほしい。
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