F1
2019年のF1世界選手権 第1戦 オーストラリアGPの予選が3月16日(土)にメルボルンのアルバート・パーク・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得。2番手にもバルテリ・ボッタスが続いて、メルセデスがフロントローを独占した。

2019年のF1マシンの実力が発揮される開幕戦の予選がいよいよ開始。舞台はアルバート・パーク・サーキットは、湖を取り囲むような設計となっているストリートサーキット。一年の大半は一般の人々が自由に遊び、一般車両も通行できる公園のため、路面が滑りやすく、各ドライバーは苦戦を強いられる。

予選はQ1から路面が劇的に進化。ここで1セットでのアタックを決行したレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーが姿を消すまさかの展開。

Q2でも路面は進化を続け、ルイス・ハミルトンが速くもコースレコードを更新。ここでトロロッソ・ホンダとルノーの2台が姿を消す。

Q3は事実上、メルセデスのチームメイト同士のバトルとなる。バルテリ・ボッタスが1回目のアタックでトップタイムを記録するが、ルイス・ハミルトンが2回目のアタックでそれを0.112秒上回る1分20秒486を記録。昨年、自身が記録したコースレコード(1分21秒164)を1.116秒更新する驚速ラップで通算84回目となるポールポジジションを獲得した。

3番手はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。下馬評では優勝候補とされていたフェラーリだったが、蓋を開ければトップのハミルトンから0.704秒差での完敗となった。

4番手はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。今年からホンダのF1エンジンに搭載された“予選モード”が効果を発揮し、フェラーリ勢に割って入り、ベッテルから0.128秒まで迫った。今季のレッドブルは足回りが改善されており、タイヤマネジメントを含めた決勝での戦いぶりに期待がかかる。

F1オーストラリアGPの決勝は3月17日(日)の14時10分(現地時間16時10分)にスタートが切られる。

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カテゴリー: F1 / F1動画 / F1オーストラリアGP