スズキ MotoGP 2017 GSX-RR
スズキは、2017年MotoGPマシン「GSX-RR」を発表した。

スズキのファクトリーチームのチーム・スズキ・エクスターは29日(日)、セパン・インターナショナル・サーキットで2017年のチーム体制発表会を実施。今年、チームに新加入したアンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスが、寺田覚(チームディレクター)、ダビデ・ブリビオ(チームマネージャー)、河内健(テクニカルマネージャー)と共に2017年型プロトタイプマシン、GSX-RRのニューカラーリングを披露した。

4年間所属したドゥカティから移籍してきたアンドレア・イアンノーネは、「冬の間はリラックスとトレーニングで過ごした。このバイクの第一印象はとても良かった。僕たちは良い仕事した。バイクは非常に特別で、シャーシは非常に良く機能する。僕のライディングスタイルに似ていると思う。チームは家族のようで、ガレージのみんなはいつも笑顔が絶えない。これはライダーにとって重要なことだ」とコメント。

「このクラスで勝利を挙げることは、非常に難しい。多くのファクトリーとライダーが参戦するけど、僕たちは一緒に最善を尽くす。将来、僕たちは勝利を挙げられることを期待する」

2年間の中量級を経て最高峰クラスに昇格したアレックス・リンスは、「(バレンシアの転倒による背中の)痛みはもうないから、新たなプロジェクトをスタートさせる準備がある。乗り換えは簡単ではない。バレンシアでは大きなエネルギーを感じた。速く走ることは簡単ではないから、ハードワークが必要だ。一番重要なことは、このスタートにワクワクしていること。ボックスに入ったときは、家族のような印象を受けた。クラッシュした後もみんなが心配してくれ、病院まで来てくれた。ここに居ることが幸せだ。今年は学びたい。速く走りたい。経験を積みたい」と、1年目の目標を語った。

GSX-RR 車両諸元
「GSX-RR」は、扱いやすく力強いエンジン特性、燃費性能、耐久性を高い次元で実現する並列4気筒エンジンを搭載。車体は運動性能と空力性能の両面より、車幅を抑えたレイアウトとし、車体剛性、重量バランスの最適化を図っている。
2017年シーズンに向けては、高いコーナリング性能を維持したまま、加速力をより一層高めるべく、エンジン特性の見直し、電子制御のマッチング、車両寸法の変更を進めた。

SUZUKI MotoGP 2017

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カテゴリー: F1 / MotoGP