バレンティーノ・ロッシ ホルヘ・ロレンソ
ヤマハのチームメイトであるバレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソが、サンマリノGPのレース後の記者会見でオーバーテイクについて口論を繰り広げた。

2周目のターン14でバレンティーノ・ロッシは、先頭のホルヘ・ロレンソをオーバーテイク。ロッシはロレンソのインに飛び込んだが、それに気付いたロレンソは、一瞬スロットルを緩めてバックオフしたように見えた。

最終的に二人はホンダのダニ・ペドロサに抜かれ、バレンティーノ・ロッシが2位、ホルヘ・ロレンソが3位でフィニッシュ。そして、レース後の記者会見で、二人の緊張関係がピークに達した。

バレンティーノ・ロッシは、ホルヘ・ロレンソをオーバーテイクした際の動きについて「ここミサノはオーバーテイクが少し難しい。僕は最初からトライしようとしていた。何かを変えたかったからね。ムジェロではロレンソの後ろにいてアンラッキーだった。エンジンが壊れてしまったからね。だから今回は僕は前に留まろうとした」

だが、ホルヘ・ロレンソは、バレンティーノ・ロッシの動きについて「あなたがこの質問をするということは、おそらくその動きがアグレッシブだったということだね。そうでなかったら、こんな質問はしないだろう」とコメント。

「違う意見もあるだろう。ただ、僕の意見であ、あのオーバーテイクはあまりにもアグレッシブだったと思う。彼はあのオーバーテイクを行う必要はなかったと思う。でも、あれが彼のスタイルだということはみんなは知っているだろう。他のライダーのオーバーテイクはもっとクリーンだ」

このやりとりの後、会見は二人の口論へと変わった。

ロッシ「それは事実ではない。他のオーバーテイクを見てみるといい」

ロレンソ「僕がバイクをまっすぐ走らせなかったら、僕たちはクラッシュしていた。多分、あなたはクラッシュしないだろう。でも、僕はクラッシュしていた」

ロッシ「何を言ってるんだ? それは真実ではない。僕は君に何を言えばいいのかわからない。僕はシルバーストーンでのマルケスについて言わなければならない。彼はこういうオーバーテイクを何10回もしてきた」

ロレンソ「それはあなたの意見だ。でも、僕の意見とは違うし、僕の意見を尊重してほしいね」

ロッシ「なぜそんなことを言うんだ? それは真実ではない。しかも、君はいつも攻撃的なオーバーテイクをするだろう」

ロレンソ「いつ?」

ロッシ「今は思い出せない。でも、もしレースをチェックすれば、テープをチェックすれば、僕は100回くらい……」

ロレンソ「まあいい。笑わせるよ。僕の意見を尊重しろよ。レースディレクションは別の意見を持っているはずだ」

ロッシ「なぜ映像をチェックしないんだ?」

ロレンソ「僕はまだ映像をチェックしていない。これからするつもりだ。でも、僕がマシンをまっすぐ進めなかったらクラッシュしていたはずだ」

ロッシ「それには同意できない」

ホルヘ・ロレンソは今シーズン限りでヤマハを離れてドゥカティに移籍する。

「僕としては彼はあのオーバーテイクをする必要はなかったと思う。今日の彼は速かったし、早かれ遅かれ、僕は彼に抜かれていただろう」

「でも、彼は僕に対して攻撃的になる必要はなかったと思う。もちろん、彼は別の意見を持っているみたいだけどね」

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カテゴリー: MotoGP