MotoGP | ホンダ 第19戦 バレンシアGP 予選レポート
マルケスがフロントロー獲得の2番手。ラストレースのロレンソは16番グリッドから決勝に挑む
2日連続で快晴となった最終戦バレンシアGPの予選は、4年連続6回目のタイトルを獲得し、ホームGPに凱旋のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が今季16回目のフロントローを獲得した。今季11回目のポールポジションは逃したが、決勝レースに向けての連続ラップでは、前日の1分31秒台から30秒台へとレベルを上げて着実に準備を進めた。
初日のフリー走行で11番手とやや出遅れたカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、午前中のFP3で10番手へとポジションを上げてダイレクトでQ2進出を果たした。そして予選Q2では、今大会のベストタイムとなる1分30秒726をマークして9番手。3列目グリッドを獲得した。昨年の大会はケガのために欠場しているクラッチローだけに、2年ぶりとなるバレンシアGPで今季4回目の表彰台獲得と今季初優勝に挑む。
右肩の治療のため欠場している中上貴晶の代役として3戦目を迎えるヨハン・ザルコ(LCR Honda IDEMITSU)は、13番グリッドから決勝に挑む。目標とするシングルグリッドは獲得できなかったが、1分32秒台から31秒台へとアベレージを上げることに成功。決勝では8位以内を目標に挑Mu。
今大会を最後に引退を表明したホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)が16番グリッドを獲得した。ポジションは、ロレンソが期待したものではなかったが、1分32秒台で連続ラップを刻んだ。決勝では、マルケスとともに、3年連続10回目のチームタイトル獲得に挑む。チームタイトルを獲得すれば、Hondaにとっては9回目の3冠制覇となる。
マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
「思っていたよりトップに近づくことができたのでとてもうれしいです。1周のベストラップでこれほど近づけるとは思っていませんでした。レースペースではそれほど離れていませんが、クアルタラロの1周のタイムはとても速いです。とにかくフロントローを獲得できてうれしいです。最初の目標を達成することができました。明日はいいスタートを切って、それから、どのような展開になるか様子を見てから考えたいと思います。今大会もビニャーレスとクアルタラロがとても速いので、厳しいレースになると思いますが、うまくコントロールできると思います」
カル・クラッチロー(MotoGP 9番手)
「転倒しましたがケガはなく僕は大丈夫です。転倒したときは骨折したかと思いましたが、左手に少し切り傷があるくらいでした。奇妙な転倒でした。右側に転倒したのに、なぜ左手を打ったのかわかりません。でもかなり激しく地面にぶつけたようで痛かったです。しかし、FP3とFP4の間に治療したので、それほど悪くはありませんでした。来年に向けてのテストをいくつかスタートすることができたのでとてもうれしいです。ポジティブなこともネガティブなこともありました。今の仕事にも、そして、Hondaのためにいろいろ準備を整えられたことにとても満足しています」
ヨハン・ザルコ(MotoGP 13番手)
「今日は少し残念でした。FP3ではタイムを短縮しましたがポジションを落としてしまいました。気温が低く難しい走りを強いられました。最後の5分はペースを上げることができましたが、ちょっと遅すぎました。午後のFP4ではその分を取り戻すことができました。タイムもフィーリングもよくなりました。しかし、Q2に進むには十分ではありませんでした。残念です。明日はここからもっと強くならなければなりません。マシンのフィーリングはよくなってきています」
ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 16番手)
「今日は思っていた通りの結果になりました。もしかしたらもう少し前のグリッドを獲得できたかもしれませんが、1分30秒台に入れることはできませんでした。明日のプランはいいスタートを切って、オープニングラップのトラブルを避けることです。そのあとは自分のペースを見ながら考えていきたいです。前進できると思いますし、ペースをキープできると思います。今回はこれまでのラウンドに比べて上位のライダーたちに近いペースがあります。明日はエモーショナルなレースになることは確かです。すべてを楽しみ、できる限りHondaの力になりたいです」
カテゴリー: F1 / MotoGP
2日連続で快晴となった最終戦バレンシアGPの予選は、4年連続6回目のタイトルを獲得し、ホームGPに凱旋のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が今季16回目のフロントローを獲得した。今季11回目のポールポジションは逃したが、決勝レースに向けての連続ラップでは、前日の1分31秒台から30秒台へとレベルを上げて着実に準備を進めた。
初日のフリー走行で11番手とやや出遅れたカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、午前中のFP3で10番手へとポジションを上げてダイレクトでQ2進出を果たした。そして予選Q2では、今大会のベストタイムとなる1分30秒726をマークして9番手。3列目グリッドを獲得した。昨年の大会はケガのために欠場しているクラッチローだけに、2年ぶりとなるバレンシアGPで今季4回目の表彰台獲得と今季初優勝に挑む。
右肩の治療のため欠場している中上貴晶の代役として3戦目を迎えるヨハン・ザルコ(LCR Honda IDEMITSU)は、13番グリッドから決勝に挑む。目標とするシングルグリッドは獲得できなかったが、1分32秒台から31秒台へとアベレージを上げることに成功。決勝では8位以内を目標に挑Mu。
今大会を最後に引退を表明したホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)が16番グリッドを獲得した。ポジションは、ロレンソが期待したものではなかったが、1分32秒台で連続ラップを刻んだ。決勝では、マルケスとともに、3年連続10回目のチームタイトル獲得に挑む。チームタイトルを獲得すれば、Hondaにとっては9回目の3冠制覇となる。
マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
「思っていたよりトップに近づくことができたのでとてもうれしいです。1周のベストラップでこれほど近づけるとは思っていませんでした。レースペースではそれほど離れていませんが、クアルタラロの1周のタイムはとても速いです。とにかくフロントローを獲得できてうれしいです。最初の目標を達成することができました。明日はいいスタートを切って、それから、どのような展開になるか様子を見てから考えたいと思います。今大会もビニャーレスとクアルタラロがとても速いので、厳しいレースになると思いますが、うまくコントロールできると思います」
カル・クラッチロー(MotoGP 9番手)
「転倒しましたがケガはなく僕は大丈夫です。転倒したときは骨折したかと思いましたが、左手に少し切り傷があるくらいでした。奇妙な転倒でした。右側に転倒したのに、なぜ左手を打ったのかわかりません。でもかなり激しく地面にぶつけたようで痛かったです。しかし、FP3とFP4の間に治療したので、それほど悪くはありませんでした。来年に向けてのテストをいくつかスタートすることができたのでとてもうれしいです。ポジティブなこともネガティブなこともありました。今の仕事にも、そして、Hondaのためにいろいろ準備を整えられたことにとても満足しています」
ヨハン・ザルコ(MotoGP 13番手)
「今日は少し残念でした。FP3ではタイムを短縮しましたがポジションを落としてしまいました。気温が低く難しい走りを強いられました。最後の5分はペースを上げることができましたが、ちょっと遅すぎました。午後のFP4ではその分を取り戻すことができました。タイムもフィーリングもよくなりました。しかし、Q2に進むには十分ではありませんでした。残念です。明日はここからもっと強くならなければなりません。マシンのフィーリングはよくなってきています」
ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 16番手)
「今日は思っていた通りの結果になりました。もしかしたらもう少し前のグリッドを獲得できたかもしれませんが、1分30秒台に入れることはできませんでした。明日のプランはいいスタートを切って、オープニングラップのトラブルを避けることです。そのあとは自分のペースを見ながら考えていきたいです。前進できると思いますし、ペースをキープできると思います。今回はこれまでのラウンドに比べて上位のライダーたちに近いペースがあります。明日はエモーショナルなレースになることは確かです。すべてを楽しみ、できる限りHondaの力になりたいです」
カテゴリー: F1 / MotoGP