MotoGP ホンダ
MotoGP アルゼンチンGPのフリー走行は、終日雲の多い天候の中で行われた。天気は週末に向けて下り坂の予報。土曜日は雨になることが予想されるだけにFP1、FP2ともにQ2進出をかけた熱い走りが繰り広げられた。

最高気温は28℃。昨年の大会は、連日30℃を超える猛暑となったが、今年のフリー走行は、雲の多い天候となったこともあり、過ごしやすい一日となった。

しかし、アルゼンチンGPの開催されるアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドは、使用頻度の低いサーキットのために初日はグリップが低く、加えて風が強かったこともあり、ライダーたちにとっては難しい一日となった。

その中で2年連続、3回目のアルゼンチンGP制覇に挑むマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、午前中のセッションでは、汚れた路面に足下をすくわれ転倒を喫し、11番手と出遅れたが、午後のセッションでは一気にタイムを上げて2番手で初日を終えた。土曜日は天候が崩れることが予想されるが、決勝に向けて好グリッドを獲得し、最後の調整に挑む。

カル・クラッチロー(LCR Honda)は、タイヤのテストを行いながら着実にセットアップを進めた。午前中のセッションでは14番手だったが、午後のセッションでは約1秒タイムを短縮、7番手へとポジションを上げた。15年の大会では3位表彰台を獲得している。今年は2年ぶりの表彰台獲得が期待される。

ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は13番手。思うような一日にはなりなかった。FP1では、リアタイヤのパンクチャーで時間をロス。FP2ではタイヤテストをしている際に最終コーナー手前の右コーナーでフロントからスリップダウン。その転倒の影響もあり、セッション終盤のアタックでタイムを更新することができず、13番手で初日を終えた。土曜日のフリー走行と予選でポジションアップを狙う。

1回目の走行で9番手と好調なスタートを切ったジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、午後のセッションでタイムを伸ばせず17番手。ソフトタイヤのパフォーマンスを発揮できず、悔しいセッションとなった。土曜日のフリー走行と予選でトップ10入りを目指す。チームメートのティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)も、ウインターテストのケガがほぼ回復して調子を上げている。初日は19番手だったが、2日目のタイム短縮とポジションアップに挑む。

MotoGPクラスはトップタイムから1秒差に14台という大接戦。2日目のFP3と予選に注目される。

マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
「今日はとても満足しています。まだいくつか解決しなければならない問題はありますが、トップとはそれほど離れていません。アルゼンチンはいつもそうですが、序盤は路面がかなり滑りやすく、午前中は少しプッシュしすぎて、ラインを少し外れ転倒してしまいました。そのため、午後のセッションは一生懸命に取り組んで、とてもいいセットアップも見つけました。まだ完全ではありませんが、明日はセクター2を改善し、3コーナーと4コーナーの加速をよくしたいと思います」

カル・クラッチロー(MotoGP 7番手)
「今日はなかなかよかったです。最後は十分満足することができました。Honda勢は、エンジンの新しい構造に合わせるセッティングを見つけるのに苦戦していました。今夜データを検証すれば明日はもっとポジティブな日になると思います。今日はタイヤのテストを行いましたが、とてもうまくいったと思います。最後のスティントでは十分速さがありました。でも明日はさらに前進できると思います。それが明日の目標です」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 13番手)
「今日はあまいいい日にはなりませんでした。FP1ではリアタイヤのパンクチャーでセッションを最後まで有効に活用できませんでした。FP2ではいいスタートが切れました。路面コンディションがいいときに計画していたタイヤのテストも行いました。でも2回目のスティントでタイムを更新していたときに、フロントから転倒してしまいました。初めてハードのフロントタイヤを試している、まだ2周目を走行していたときでした。プッシュしすぎたのかもしれません。転倒のあと、フィーリングが変わり、セッションの最後のタイムアタックは理想的なものにはなりませんでした。こういう日はたまにあるものです。明日もいい天気が続き、前進できることを願っています」

ジャック・ミラー(MotoGP 17番手)
「午前中のペースにはかなり満足していました。午後のセッションではトップ10に入れるだろうと思っていました。しかし、セッション終盤にソフトタイヤで走り出したら思ったようにグリップせず、苦労しました。こういうことは時々起きますが、自分にとっては残念な結末になりました。しかし、グリップがよくない状態の中でマシンのフィーリングはとてもよかったです。明日のFP3では再びトップ10に入りたいので、天候が崩れないことを願うばかりです。しかし天気ばかりはどうにもなりません。どんな状況でも全力を尽くします」

ティト・ラバト(MotoGP 19番手)
「明日は大きく前進できると思います。19番手ですが、今日の自分のパフォーマンスには満足しています。今年最初のセパンテストでケガした影響で開幕戦カタールGPは十分な体調ではありませんでした。しかし、いまは体調もほぼ完全に戻り、限界まで攻められるようになってきました。今日はラップタイムが安定していましたし、まだまだよくなると思います。今日は難しいコンディションでしたが、ジャック(ミラー)や(ホルヘ)ロレンソ、そして(ヴァレンティーノ)ロッシとそれほど差はなく、自信になりました」

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カテゴリー: MotoGP | ホンダF1